ヴェルモットってどんなお酒?種類や味わい・おすすめ銘柄10選を解説

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「ヴェルモット」というお酒を知っていますか?
癖の強いお酒と言われており、好みも分かれると言われているお酒です。
ですが、その反面、ハマってしまえばとことんハマってしまう、そんな味わいでもあります。

そこで、この記事ではそんなお酒「ヴェルモット」について、その正体や特徴・種類などを解説します。
また、最後には、人気おすすめ銘柄10選も紹介するので、「ヴェルモットを飲んでみたい」という方は必見です。

ヴェルモットでどんなお酒?

まずは、ヴェルモットとは、どんなお酒なのか、原材料や種類などの基本的なことを解説します。
ヴェルモット初心者の方は必見です。

ヴェルモットの基本情報

ワイン2種類
ヴェルモットとは、ワインをベースとし、ニガヨモギなどのハーブやバニラやシナモンといったスパイスを加えたものになります。
いわゆる、フレーバードワインのひとつです。
日本で好まれるビールやハイボールなどのブランデーとはまた違った味わいを楽しむことが出来ます。

ヴェルモットの多くは白ワインをベースとしたものが主流となっていますが、シェリーなどをベースとしたヴェルモットもあります。
また、ヴェルモットには甘みの強い「スイート・ヴェルモット」辛みが特徴の「ドライ・ヴェルモット」の2種類があり、造られる国もまた違ってきます。
どちらのヴェルモットも味が個性的で、飲みごたえのあるお酒です。

ヴェルモットは2種類

上記で紹介したように、ヴェルモットには「スイート・ヴェルモット」と「ドライ・ヴェルモット」の2種類があります。
それぞれに特徴があり、異なった美味しさがあります。

スイート・ヴェルモット

白ぶどう
スイート・ヴェルモットは名前の通り甘みのあるお酒です。
スイート・ヴェルモットには果実が多く使用され、果実の自然溢れる癖のない甘みを感じることができます。
また、スイート・ヴェルモットといってもハーブや苦みの強い薬草を使用することもあるので、ハーブの香りが強いスイート・ヴェルモットもあれば、苦味の強い癖のあるスイート・ヴェルモットもあります。

また、甘みが強いのでカクテルの材料として使われることもあります。
スイート・ヴェルモットの本来の香りや味を楽しみたいという方はストレートやロックで楽しむのもいいですが、カクテルで飲むのがおすすめです。

ドライ・ヴェルモット

薬草
ドライ・ヴェルモットは名前の通り、辛みのあるお酒となっています。
スイート・ヴェルモットがイタリアで造られるのに対し、ドライ・ヴェルモットはフランスで造られています。

辛みのある少し大人な味わいのお酒ですが、スッキリとしたのど越しで飲みやすいお酒でもあります。
また、ドライ・ヴェルモットは辛口が売りなだけでなく、スイート・ヴェルモットとは違った独特な香りも特徴的です。
ドライ・ヴェルモットは、ストレートでも飲むことが出来るものもありますが、香りが独特なので、多くの種類はストレートやロックで飲むことは少し難しいです。
そのため、ストレートでも飲まれやすいスイート・ヴェルモットと違い、カクテルとして楽しむ方が多いのが現状です。

ヴェルモットに興味がある方は一度飲み比べをしてみてくださいね。

ヴェルモットの味は?美味しい?

ワイン
ヴェルモットは、白ワイン(赤ワインを使用することもあります)をベースにハーブなどの薬草やバニラ、シナモンなどのスパイスを使用するため、強い香りを持つのが特徴的です。
そのため、ヴェルモットは飲む前から好みの分かれるお酒でもあります。

香りだけでなく味わいも他のお酒と比べると癖があるので、日本酒やビールなどを普段好んで飲んでいる方には、少し珍しく不思議な味わいと感じる方が多いのだそう。

また、スイートヴェルモットが好みの方はドライヴェルモットは苦手という方もいるほど、種類によって風味の違いが分かれることも大きな特徴です。

ヴェルモットはストレートで飲む方法もあれば、カクテルなどで楽しむ方法もあるので、ヴェルモット単体が苦手だと感じた方は、ぜひカクテルにしてみてください。
実際に、ストレートで飲むと苦手であっても、カクテルとしては飲むことが出来るという方もいます。
ヴェルモットは癖の強いお酒ですが、飲み方次第で美味しく頂くことが出来るお酒なのです。

ヴェルモットを飲むときの注意点|保存方法

冷蔵庫
ヴェルモットを飲むときには注意することがあります。
それが保存方法です。
様々なお酒は開封後もゆっくりと飲むことができ、開封したとしても次の日または人によって半年後に飲むという方も少なくありません。
ですが、ヴェルモットは開封することで味が落ちるため、あまり長期間保管することが出来ないお酒となっています。
そのため、ヴェルモットを購入するときは、出来るだけ小さいボトルのものを選ぶのがおすすめです。

どうしても保存をしたいという方は、冷蔵庫に入れるようにしましょう。
しっかりと密封し、飲み終えた後すぐに冷蔵庫に入れることで多少は味が落ちますが、長期間の保存が可能になります。

ヴェルモットの飲み方は?

ここでは、美味しいヴェルモットの飲み方を解説します。
「初めてヴェルモットを飲む」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

食前酒として楽しむ

食前酒
「飲み方」と言っても、〈カクテルにする〉〈ストレートで飲む〉といった方法論だけではありません。
〈どのタイミングで飲むのか?〉も非常に重要な「飲み方」です。

ヴェルモットの飲み方と調べると、多くはカクテルなどの割り方が紹介されます。
そのため、ヴェルモットの「飲むタイミング」というのを知らない方も多いですが、ヴェルモットは食事中に飲むものでもなければ、食後のお酒でもありません。
ヴェルモットは昔から食前酒として楽しむお酒なのです。
実際に、今でもレストランなどで食前酒として出しているお店はたくさんあります。
ヴェルモットを飲もうと考えている方は、ぜひ食前酒として楽しんでみて下さいね。

カクテルで楽しむ

カクテル_マティーニ
ヴェルモットはスイート、ドライ限らず、香りや味の癖が強いので、ストレートでは苦手だと感じる方も多いです。
そんな方は、カクテルで楽しむことが基本となります。
カクテルは家庭で作れないものだと思われることも多くありますが、グラスとシェイカーさえあれば簡単に作ることが出来るので、「ヴェルモットを飲んでみたい!」という方はカクテルから楽しんでみることがおすすめです。
ここからは、ヴェルモットを使った、美味しい定番カクテルを3つ紹介します。

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル①|マティーニ

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル1つ目は「2種類のヴェルモットを使用したマティーニ」です。
マティーニの作り方は、まず〈ドライジン40ml〉〈スイートヴェルモット20ml〉〈ドライヴェルモット20ml〉をステアし、グラスに注ぎます。
そして、最後に〈レモンピール〉を絞れば完成です。
非常に簡単ですよね。
マティーニは甘みが少なく、「ストレートは苦手だけど、癖の強いお酒が飲みたい」という方には向いているカクテルとなっています。

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル②|ネグローニ

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル2つ目は「食前酒の定番ネグローニ」です。
ネグローニの作り方は、〈ドライジン20ml〉〈スイートヴェルモット20ml〉〈カンパリ20ml〉をステアします。
最後に、お好みで〈薄くカットしたオレンジ〉を飾ると完成です。
ヴェルモットの癖の強い風味は控えめになり、オレンジの甘さとカンパリのほろ苦さがマッチした大人の味わいを持っています。

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル③|マンハッタン

ヴェルモットを使ったおすすめカクテル3つ目は「甘辛い味わいのマンハッタン」です。
マンハッタンの作り方は、〈カナディアンウイスキー35ml〉〈スイートヴェルモット15ml〉〈お好みのビダーズ〉をステアし、カクテルグラスに注ぐだけです。
マンハッタンは甘みが強く、飲みやすいカクテルなので、女性に人気あるカクテルでもあります。

スイートヴェルモットの人気おすすめ5選

ここからは、ヴェルモットの人気おすすめ銘柄を、「スイート・ヴェルモット」と「ドライ・ヴェルモット」に分けてそれぞれ5つ紹介していきます。
ヴェルモットを飲んでみたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

チンザノ ヴェルモット ロッソ


初心者にもおすすめなヴェルモット

「チンザノ ヴェルモット ロッソ」は、カルメラで色付けされた琥珀色をしたヴェルモットです。
白ワインとニガヨモギなどの苦味のある薬草を使用することで甘みと苦みのある少し独特な味わいですが、癖は強くなく、ロックやカクテルとして楽しむことができるので、初心者にもおすすめな銘柄です。

名称 スイートヴェルモット
原材料 ブドウなど
アルコール度数 15%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

マルティーニ ヴェルモット ビアンコ


甘みの強い、飲みやすいヴェルモット

「マルティーニ ヴェルモット ビアンコ」は、フルーツを使用したフルーティーな甘みとバニラやシナモンといったスパイスが特徴のスイート・ヴェルモットです。
苦味は抑えめで、甘みが強いのでストレートでも美味しく飲むことができます。

名称 スイートヴェルモット
原材料
アルコール度数 15%
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 5 out of 5 stars (5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

アンティカ フォーミュラ


「古き良き本物のスイートヴェルモット」

「アンティカ フォーミュラ」は、古くから受け継がれてきた技法で造られており、「古き良き本物のスイートヴェルモット」と言えます。
少しリッチなヴェルモットで、ドライフルーツやアーモンド、バニラなどの香りとフレッシュな味わいを楽しむことができます。
ヴェルモットを飲むなら、一度は飲んでおきたい銘酒です。

名称 スイートヴェルモット
原材料
アルコール度数 16.5%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

チンザノ オランチョ


オレンジを使った珍しいヴェルモット

「チンザノ オランチョ」は、スイートヴェルモットの中では珍しいオレンジを使用したヴェルモットです。
オレンジを使用することで、柑橘類の上品な香りと飲みやすさが特徴となっています。
ストレートでも飲みやすい初心者におすすめのヴェルモットですが、飲みにくいと感じる方はオレンジジュースなどで割ることで、さらに飲みやすいヴェルモットに変化します。

名称 スイートヴェルモット
原材料 ぶどう、オレンジなど
アルコール度数 14%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 5 out of 5 stars (5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

エミリオ ルスタウ ヴェルムート ロホ


熟した果実がもたらす深い味わい

「エミリオ ルスタウ ヴェルムート ロホ」は、熟した果実の豊かな甘さと香り、そして、しっかりと感じることのできるナッツの味わいが特徴的です。
初心者からスイートヴェルモット好きまで、幅広い方に楽しんでもらえる深い味わいです。

名称 スイートヴェルモット
原材料
アルコール度数 15%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

ドライヴェルモットの人気おすすめ5選

ここからは、辛口の味わいが特徴的な「ドライ・ヴェルモット」の人気おすすめ銘柄5選を紹介します。
癖の強いお酒を探しているという方は、特に必見です。

ノイリー・プラット


甘さの少ないスッキリとした味わい

「ノイリー・プラット」は、ドライ・ヴェルモットの中でも非常に人気が高い銘柄です。
風味としては、薬草の香りが強いですが、どこか癖を感じさせない飲みやすい味わいになっています。
他のドライ・ヴェルモットに比べると甘さがほとんどなく、邪魔をしないスッキリとした辛さを楽しむことが出来ます。

名称 ドライヴェルモット
原材料
アルコール度数 18%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

マルティーニ ヴェルモット エキストラ・ドライ


強い香りを持つ独特なヴェルモット

「マルティーニ ヴェルモット エキストラ・ドライ」は、イタリアで収穫されたブドウの実を使用したヴェルモットです。
香りが強く、例えると「クリの花」のような香りがしますので、苦手な方には少し飲みにくいヴェルモットとも言えます。
スッキリとした辛さで、香りが苦手でなければ美味しく飲むことのできる一本です。

名称 ドライヴェルモット
原材料 ぶどうなど
アルコール度数 18%
香りの深さ 5 out of 5 stars (5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

ドラン シャンベリー ドライ


少しの甘みも感じられるドライ・ヴェルモット

「シャンベリー・ドライ」は、ブドウの香りを楽しむことができるヴェルモットです。
一定上の糖度のあるブドウを使用したドライヴェルモットであり、ドライヴェルモットの中では、少し甘みを感じることが出来る一本となっています。
また、少し酸味が強いことも特徴です。
他のヴェルモットよりも少し高額となっていますが、後悔しない味わいを楽しむことが出来ること間違いなしです。

名称 ドライヴェルモット
原材料 アルコール、ワイン、水、砂糖、ハーブ類
アルコール度数 17.5%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 5 out of 5 stars (5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

マンチーノ ビアンコ ヴェルモット


独特な風味があるヴェルモットらしいヴェルモット

「マンチーノ ビアンコ ヴェルモット」も、ドライヴェルモットの中でも甘みが強い味わいのヴェルモットです。
ですが、香りの強い薬草を使っていますので、少し好みの分かれる味わいとなっています。
ドライヴェルモットの独特な風味を楽しみたいという方にはもってこいの味わいです。

名称 ドライヴェルモット
原材料
アルコール度数 16%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

チンザノ エクストラ・ドライ ヴェルモット


ヴェルモット上級者におすすめな一本

「チンザノ エクストラ・ドライ ヴェルモット」は、癖の強いヴェルモットです。
好みにもよりますが、酸味の主張が強く、ストレートで飲むのは少し難しい風味です。
マティーニなどのカクテルにして飲まれることが多く、ヴェルモットの中でも、上級者におすすめしたい一本です。

名称 ドライヴェルモット
原材料
アルコール度数 18%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

まとめ

この記事では、ヴェルモットについて、特徴や種類、味わいなどを解説し、最後には人気おすすめ銘柄10選を紹介しました。
癖が強いお酒ですが、ハマってしまえば、とことんハマってしまう、そんな味わいです。
ぜひ、この機会に一度飲んでみて下さいね。

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