【幻の日本酒「十四代」とは?】風味や幻の理由・購入方法を徹底解説

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日本酒「十四代」をご存じですか?
〈幻のお酒〉と称されることも少なくない、長年日本酒好きから愛されている銘柄です。
そこで、この記事では、そんな日本酒「十四代」について、風味の特徴や「幻のお酒」と呼ばれている所以、どこで購入することができるのかなどを徹底的に解説します。
日本酒好きはもちろん、そうでない方まで必見です。

十四代とはどんな日本酒?

まずは、「幻のお酒」と称される、十四代がどんな日本酒なのか、基本的なことから紹介していきます。
十四代という銘柄を初めて聞いたという方は、必読ですよ。

十四代とは?

日本酒_乾杯
十四代は幻のお酒と言われている、入手困難な日本酒です。

淡麗辛口の味わいがブームだった平成6年頃に、全く真逆の甘みを持った大吟醸酒が登場し、これまでのブームを逆転させる展開を迎えます。
その時のお酒こそが「十四代」。
まろやかに広がる甘味と、その香りに多くの人々が虜になり、山形のプレミア銘柄として、ゆるぎない地位を着々と積み上げてきました。
 

なんで幻のお酒なの?

日本酒と升
平成6年頃に「十四代」がブームになったことをきっかけに、全国各地の酒屋さんを始め、量販店などでは、こぞって販売するようになりました。
多くの人に愛され、やがて「十四代」は山形県のプレミア日本酒の銘柄として揺るぎない日本酒の地位を得ていったのです。

その結果、日本酒ファンの間ではますます人気が高まっていきましたが、醸造を行っている高木酒造が自社メディアを持っていなかった事から「十四代」の情報は出回ることなく、謎に包まれていました。
それをきっかけに「幻の日本酒」と言われるようになっていきます。

また、「十四代」の製造方法についての詳しい情報は今でもなく、これも「幻のお酒」と言われている理由の一つなのではないでしょうか。

銘柄名の由来

1963年頃、当時14代目である高木辰五郎氏が「十三代」「十四代」「十五代」「十六代」などお酒の銘柄名を登録商標に申請を行いました。
数字は登録商標出来ないルールだったのですが、なぜか「十四代」だけ、人物名に間違えられたことから、奇跡的に名前が通りったことから名付けられたと言われています。
どうして、「十四代」だけが人物名として間違えられたのかは、今でも謎のままです。

高木酒造について

酒蔵と雪景色
「十四代」を醸す「高木酒造」は、山形県村山市に蔵を構えており、1615年に創業されています。
冬には深い雪に覆われ、人里離れた地で、現在でも日本酒を造り続ける老舗蔵元としても有名です。

「十四代」を作り出した高木酒造ですが、元々「朝日鷹」と呼ばれる銘柄で地元の人たちの中では有名でした。
今でも、「朝日鷹」は高木酒造の地元である村山市で販売されており、古く長い歴史を渡って多くの人に愛され続けています。

十四代は美味しい?

ここでは、そんな日本酒「十四代」の味わいについて紹介します。
長い間、多くの人を魅了している味わいとはどのようなものなのでしょうか?

十四代の特徴と味わい

日本酒を注ぐ様子
十四代は、芳醇で深みのある味わいがありながらも、山形の酒らしい鋭いキレを持っています。
また、米の旨みもしっかりと引き出され、洗練されたバランスで風味が仕上がっています。

このような、十四代の甘味と旨味には、何といってもお米の味がしっかりと出やすい特別なお米を使用しているからということが挙げられます。
実際に、高木酒造では、「酒未来」と言う美山錦と山田錦の系統をもつ米を掛け合わせて作られた酒米なども開発しています。
このように、原材料にも、とことんこだわっているからこそ、長年愛される味わいをつくることが出来るのです。

冷酒にして飲むことで、十四代が持つ繊細な旨味と香りをさらに楽しむ事が出来ます。

十四代の口コミや評価


「十四代」を実際に飲んだ人の口コミを見てみると、ほとんどの人から「素晴らしい日本酒」「飲みやすい」などと言われています。
優しく甘い香りに、きめ細かく整った味わいは、飲む人に癒しを与えてくれるのでしょう。
その美味しさは自他と共に認めるほどのもので、実際に全国新酒鑑評会より、平成15年から現在にかけて15回金賞を受賞しています。

何かを頑張ったご褒美として飲むお酒にもぴったりですね。
また、フルーティーで飲みやすい味わいなので、日本酒を始めて飲む方や、女性にもおすすめです。

十四代はどこで購入できる?

さて、十四代は「幻のお酒」だけあって、手に入れるのも少し苦労します。
ここでは、どうやったら手に入るのか、お得に購入するには?を解説していきます。

十四代は幻のお酒

十四代は、幻のお酒と言われているように、日本酒好きの間ではとても入手困難なお酒として知られています。
現在では、店頭に並んでいるのを見たことがないくらいに、見かけなくなりました。
ですが、取り扱っているお店がゼロという訳ではないので、購入できないことはありません。
もし、普通にフラッと入った酒屋で見かけたら、かなりラッキーです。
 

十四代はどこで購入するのがおすすめ?

酒屋
「結局、どこで購入することができるの?どこがいいの?」かというと、特約店です。
唯一、高い確率で購入することができるであろう場所が、十四代の特約店なのです。
特約店であれば、比較的高い確率でお店にあります。

ですが、店頭に並ぶことはまずありません。
お店側がお客さんを選ぶような形で販売されています。

お店側が選ぶお客さんの基準は、馴染みの常連客、または飲食店への委託販売向けに確保していることが多く、一般客の方にはなかなか売ることはなく、ほとんどの方が門前払いされてしまいます。

また、Amazonや楽天などの通販で販売されていることもありますが、他の商品とセットで購入させる抱き合わせ販売で購入する方法も多く、割高になってしまいます。
単品で販売されていても、どうしても定価よりは割高に設定されてしまうので、金額感を重視する方には、あまりおすすめはできません。

定価で買うなら抽選

一般の人が定価で購入する方法として手軽な方法には、「抽選応募で購入する」という方法があります。
「ある程度の金額のお酒を購入しなければいけない」といったような決まりがあるわけではないので、手軽に参加することができます。
ですが、もちろん多くの方が挑まれるので、競争率も非常に高いです。

抽選販売は、特約店の公式HPなどで順次更新されています。
気になる方は、「十四代 抽選販売」などとネットで調べてみて下さいね。
抽選販売は、定価で購入することが出来て良心的ではありますが、購入できるかは「運」にまかせましょう。

十四代の種類と人気おすすめ7選

ここからは、そんな日本酒銘柄「十四代」の中でも、特におすすめなものを7つ紹介します。
どれを飲むか迷ったら、ぜひ参考にしてみて下さいね。

十四代 別撰 純米吟醸 播州山田錦



果実酒のような飲みやすいさを持った一本

果実酒のような飲みやすさが特徴的な十四代です。
口に含んでから余韻までをスムーズにエスコートしてくれるような、最後の最後まで楽しませてくれるような味わいを持っています。
日本酒が苦手な方や、日本酒を始めて飲む人にも飲みやすいです。

特定名称 純米吟醸
原材料 米(播州山田錦)、米麹
アルコール度数 15度
精米歩合 50%
日本酒度
甘口度 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

十四代 吟撰 吟醸



米の旨みと、爽やかな香りが特徴的

口に含むとお米の甘さと旨みが広がり、フルーティーな味わいを感じることが出来ます。
また、香りが強く、爽やかな広がりを感じさせます。
味のバランスも整っており、絶妙な香りが魅力をさらに引き立ててくれる一本で、滑らかな舌触りも特徴の一つです。

特定名称 吟醸
原材料 米(山田錦)、米麹
アルコール度数 16度
精米歩合 50%
日本酒度 +2
甘口度 4 out of 5 stars (4 / 5)
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

十四代 純米大吟醸 七垂二十貫



みずみずしいフルーティーさを持った一本

飲み口が上品で、メロンや桃などを思わせるみずみずしいフルーティーな甘さが特徴的です。
口当たりの優しい甘口な味わいと風味に仕上がっています。
男性にも人気がありますが、お酒が強くない人や、女性の方など、幅広い方に支持される一本。

特定名称 純米大吟醸
原材料 米(愛山)、米麹
アルコール度数 16度
精米歩合 40%
日本酒度 +2
甘口度 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

十四代 純米大吟醸 大極上諸白 龍泉



贈答用におすすめな上品な旨み

祝い事のお酒にはもってこいの一品です。
上品で繊細な味わいかつ、しっかりと余韻の舌の上に残された優雅なお米の味わいはさすがと言ってもいいでしょう。
家飲みのお酒としてもいいですが、贈り物向けにおすすめしたいお酒です。

特定名称 純米大吟醸
原材料 米(山田錦)、米麹
アルコール度数 16度
精米歩合 35%
日本酒度
甘口度 4 out of 5 stars (4 / 5)
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

十四代 本丸 秘伝 玉返し



濃厚で旨みの詰まった美味しさ

見た目は透明なお酒なのですが、口に入れると濃厚で滑らかな味わいが広がります。
「飲みやすく…美味しいとはこれを言うのか!!」と思うほどに美味しいお酒です。
飲み初めには華やかさが広がり、余韻まで楽しむことが出来ます。

特定名称 特別本醸造
原材料 米(美山錦)、米麹
アルコール度数 15度
精米歩合 55%
日本酒度 +2
甘口度 4 out of 5 stars (4 / 5)
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

十四代 純米大吟醸 龍の落とし子 大極上生



純吟の一番人気!?龍の落とし子

味わいや飲みやすさ、大抵のおつまみとの相性も抜群で、全体的にもバランスが取れたお酒です。
十四代で純吟と言えば「龍の落とし子」が一番好きと言う人も多いほどの風味を持っています。
食事と一緒にお酒を楽しみたい人にも、お酒だけを純粋に楽しみたい人にもおすすめです。

特定名称 純米大吟醸
原材料 米(龍の落とし子)、米麹
アルコール度数 16度
精米歩合 35%
日本酒度
甘口度 4 out of 5 stars (4 / 5)
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

十四代 純米吟醸 出羽燦々



すっきりとした甘みのある一本

フルーティで甘みのある純米吟醸で、甘味がありつつもスッキリとした味わいが特徴的です。
爽やかな風味と味わいを持ちつつ、幅があり、全体的にもバランスの取れた味わいを感じることが出来るお酒です。
贈り物にも人気が高い一本。

特定名称 純米吟醸
原材料 米(出羽燦々)、米麹
アルコール度数 16度/span>
精米歩合 50%
日本酒度
甘口度 4 out of 5 stars (4 / 5)
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

まとめ

この記事では、「幻のお酒とも」称されることも多い日本酒「十四代」について、特徴や味わい、どこで購入することができるのかなどを解説しました。
日本酒好きが、長い間愛してやまないお酒が十四代です。
入手するには少し苦戦しそうですが、一度は飲んでおきたい銘柄ですね。
ぜひ、この機会に一度飲んでみて下さい。

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