亀甲宮焼酎「キンミヤ」とは?その正体と美味しい飲み方3つを解説

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この記事では、国内の甲類焼酎の中でも人気が高く、最高峰と言われる亀甲宮焼酎「キンミヤ」についての解説と、美味しい飲み方をご紹介していきます。
すでに、キンミヤが好きな方、まだ飲んだことはないけど興味があるという方は必見です。

甲類焼酎の亀甲宮焼酎

亀甲宮焼酎とは、清酒、焼酎の製造を行なっている、創業170年余りとなる宮崎本店が作る甲類焼酎のことで、通称「キンミヤ」と呼ばれ下町の味として親しまれている、人気の高い焼酎です。
みなさんにキンミヤ焼酎をより知っていただくために、まずは、「甲類焼酎」とは何かについて解説します。

甲類焼酎ってなに?


甲類焼酎は、明治の終わりに新式焼酎として誕生しました。
焼酎には、「甲類」と「乙類」の2種類がありその2つの違いは、蒸留方法で決まります。

甲類焼酎は、明治時代に導入された、連続式蒸留という方法で作られるものです。
連続して蒸留することで、無色透明でアルコール純度が高く、クセのない味わいで飲みやすいお酒を作ることができるのです。
また、連続蒸留は一度に大量の量を作ることができ、値段がリーズナブルなのも魅力の1つです。

甲類焼酎はクセがないため、飲み方の自由度が高く、自分にあった飲み方を
見つけることができ、楽しみ方も多彩です。

一方で、乙類焼酎は単式蒸留という方法で造られます。
原料独特の風味が感じられる味わいに仕上がり、いわゆる「クセの強いお酒」になります。
普段、居酒屋などで取り扱われる「芋焼酎」「麦焼酎」などは乙類焼酎に該当します。

亀甲宮焼酎「キンミヤ」はなぜ飲みやすい?

キンミヤが飲みやすい味わいになる理由は、蒸留方法だけではありません。
キンミヤにクセを残さず、ピュアなスッキリとした味わいを作れる理由は、仕込み水にあります。

宮崎本店の地元、鈴鹿山の伏流水は清く、超軟水でミネラルがほとんど入っていません。
そのため、それを仕込み水にすることで、このような優しくほんのり甘い味わいになるのです。

キンミヤが愛される理由

また、キンミヤは「レトロなボトルデザイン」も特徴的です。
キンミヤは、もともと下町の居酒屋で根強い人気があったお酒であり、その雰囲気を今でも醸し出しています。
現在は、ホッピーのベースである焼酎やお茶割り、サワー系まで多くの場面で飲まれており、関東地方を中心に多くのお店に置かれ、多くの人に愛されるお酒になっています。
また、キンミヤは容量や容器の種類が多いことも魅力の1つです。
キンミヤの度数は20%と25%が主となっていますが、最近では35%のキンミヤ焼酎も発売されました。

気になるキンミヤの「糖質」や「カロリー」

焼酎に限らず、お酒に対して糖質やカロリーが高いイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
「楽しく焼酎を飲みたいけど、体のこと気にしたら怖くて飲めないなんて思っている方に向けて、キンミヤの糖質とカロリーを解説していきます。

キンミヤの「糖質」

焼酎は、基本的に炭水化物をほとんど含まないものが多いです。
もちろん、キンミヤにも糖質はほとんど含まれておらず、安心して飲むことができます。
しかし、焼酎自体に糖質が含まれていなくても、割りものとして飲まれるジュースなどに糖質が含まれていることがあるので、注意が必要です。
糖質を気にされている方は、なるべく糖質を多く含まないジュースなどを選ぶのがおすすめです。

キンミヤの「カロリー」

上記のように、焼酎自体に糖質はほとんど含まれていないからと言っても油断はできません。

焼酎には「甲類」と「乙類」の2つの種類があると上記に説明させていただきましたがカロリーの高さはこの2種類で異なっているのです。
「甲類」は、100gあたり約206kcal
「乙類」は、100gあたり約146kcal 

このように、種類によってカロリーの高さが異なっており、キンミヤは「甲類」焼酎なので「乙類」焼酎に比べると数値が高くなっています。
焼酎を飲まれる際に、カロリーを気にされる方は糖質と同様に一緒に摂取されるジュースなどのカロリーにも注意して下さいね。

キンミヤ焼酎が体に悪いと言われる理由

先ほども説明しました通り、キンミヤ焼酎は甲類焼酎です。
その甲類焼酎が体に悪いのでは、と誤解されることが多々あり、キンミヤも実際は体に悪いのではと考える方もいらっしゃるようです。
ではなぜ甲類の焼酎が体に悪いと言われているのでしょうか?
その理由を見ていってみましょう。

甲類の焼酎が乙類の焼酎に比べて体に悪いと言われる理由は?

1.度数が高くても飲みやすく飲みすぎてしまうことがある

度数の割に飲みやすいお酒というのは、当然飲みやすく飲みすぎてしまうこともあります。
先ほども記述しましたが、甲類焼酎は連続蒸留で飲みやすくクリアな味わいとなっています。

対して乙類焼酎は、原料の芋や麦などの風味が残り、ゆっくりとロックなどで味わうのに向いています。
同じ焼酎でも甲類焼酎は乙類焼酎に比べるとかなり飲みやすいお酒。
そこで悪酔いしてしまうと「あのお酒が絶対残ったな〜」と名指しで甲類焼酎が悪者になってしまうわけです(笑)

2.原材料が色々使われている

誰しも原因不明・原材料不明のものは怪しいものと考えます(笑)
キンミヤの甲類焼酎の原料は複数の穀物から作られており、その原材料をはっきりと明記していない甲類焼酎もあります。
そのため、芋や麦といったはっきり原材料の分かる乙類焼酎に比べて、中身がわからない甲類焼酎は体に悪い、と考える人もいるようです。

3.値段が安いくて怪しい

甲類焼酎は、比較的新しい技術で作られているため大量生産することが可能です。
キンミヤも非常にリーズナブルな価格で購入することが可能です。
しかしその安さゆえ、安かろう悪かろう、という考えで体に悪いというイメージがついてしまっています。

結局キンミヤは体に悪くない?

キンミヤの甲類焼酎が体に悪いというイメージがあるのは上記の理由からです。
しかし実際は甲乙関係なく、どんなお酒も飲みすぎると体に良い影響もありません。
また人によって悪酔いしやすいお酒など、焼酎に限らず合う合わないがあります。
焼酎は、プリン体・糖質ゼロの体に優しいお酒です。
キンミヤはコスパもよくついつい飲みすぎてしまうという方もいらっしゃると思います。
健康に気をつけて楽しく飲みましょう!

下町定番のキンミヤの美味しい飲み方

ここからは、下町で長年愛されてきたキンミヤの美味しい飲み方をご紹介します。

①キンミヤの定番「ホッピー」


皆さん、居酒屋などでホッピーというものを、一度は目にしたことや耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ホッピーとは、ビールが高級品だった頃にビールの代用品として誕生したものです。
その味わいはビールに近く、人によってはホッピーの方が好きという人もいるほど。
ホッピー自体は、ノンアルコールの炭酸飲料ですが、焼酎で割って、お酒として飲むことが主流です。
また、ホッピーの魅力は美味しいだけではありません。

低カロリー

ホッピー100mlに対して、カロリー約11kcalと、ビールの1/4の低さなのです。
これならば、太るのが怖くてビールを飲めない方でも、安心して飲むことができますね。

低糖質でプリン体0

また、ホッピーは低糖質でビールの半分程度の数値に抑えられています。
焼酎で割っても、もちろんプリン体0なのです。
体に気を使っている方でも、ホッピーであればより楽しく飲めること間違いありませんね。

ホッピーの作り方

ホッピーを作るには、は「ホッピー」と「焼酎」の2種類を用意する必要があります。
そして、ホッピーを頼む際には、「ソト」と「ナカ」という言葉が多く使われます。
「ソト」というのは、グラスに注がれてくる焼酎のこと。
「ナカ」というのは、ホッピー自体のことをさします。

作り方は非常に簡単です。

❶まず、ホッピーセットを頼みましょう。
❷「ナカ(焼酎)」が入ったグラスに「ソト(ホッピー)」を自分好みの量注ぎます。
❸マドラーで混ぜて完成です。

2杯目を頼む際は、「ナカ」だけを注文し、余っている「ソト」を減らしていきます。
その時々に、足りないものを「ソト」「ナカ」という言葉を使って頼んで、スマートにホッピーを楽しんでくださいね。

②ホッピーにも負けない相性「バイスサワー」


キンミヤとホッピーとの相性が抜群ですが、そんなホッピーに引けを取らないノンアルコールの炭酸飲料があるのです。
それは、こだま飲料という会社が出している「バイスサワー」です。
ピンク色が特徴的で、爽やかな「しそ」味を持っている炭酸飲料。
しそエキスとりんごの果汁を主原料として作られており、独特の味わいが人気な知る人ぞ知るロングセラー商品なのです。

こちらも作り方は簡単です。

❶焼酎とバイスサワーを注文します。
❷焼酎の入ったグラスにバイスサワーを注ぎます。(焼酎1に対してバイスサワー2が一般的)
❸マドラーで混ぜて完成。

低カロリープリン体0

バイスサワーも、ホッピー同様、低カロリーの上、低糖質でプリン体0なので、体に気を使っている方や女性におすすめです。
ぜひ、お店でバイスサワーを見かけたら頼んでみてくださいね。

③シャーベット焼酎「シャリキン」


「シャリキン」とは、キンミヤ焼酎を凍らせたもののことを指します。
シャリキンは、焼酎をそのまま凍らせているため、氷を入れる必要がなく、溶けても薄まることがないため長い時間でも焼酎の強い味わいを楽しむことができるのです。
また、シャリキンは度数が20%なので初心者の方でも飲みやすいです。
お酒が進んで火照ってきた体を冷やしてくれること間違いなし。
シャリキンはお店によっては置いていない場合もありますが、簡単に自宅でも作れてしまうので紹介します。
作り方は、

❶キンミヤ焼酎を適量ペットボトルに移し替える。
❷ペットボトルを冷凍庫で凍らせる。(24時間目安)
❸凍ったペットボトルを取り出し、シャーベット状になるまでほぐします。
❹お好みの割材に合わせて完成です。

このように、シャリキンは自宅でも手軽に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。

「キンミヤ」と相性抜群な割材を楽しむ

亀甲宮焼酎 キンミヤ


大人気!甲類焼酎「キンミヤ」

下町で長年愛され、今では関東のほとんどのお店で見かける人気焼酎。
スッキリとクセのない味わいなため、様々な飲み方で楽しめます。
初心者から女性にもおすすめな一本です。

種類 甲類焼酎
原材料 サトウキビ、糖蜜
アルコール度数 25度
蒸留方法 連続式蒸留方法
使用麹 白麹・黒麹・黄麹
香りの強さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

シャリキン


冷んやり美味しい!シャーベット焼酎

キンミヤ焼酎を凍らせてシャーベット状にしたものが、この「シャリキン」です。
キンミヤ焼酎をそのまま凍らせているため、溶けても薄まることなく、長い時間楽しむことができます。

種類 甲類焼酎
原材料 サトウキビ、糖蜜
アルコール度数 20度
蒸留方法 連続式蒸留方法
使用麹 白麹・黒麹・黄麹
香りの強さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

ホッピー


キンミヤとの相性抜群!

ビールの代用品として誕生して以来、今もなお愛され続ける割材。
ビールと似た味わいですが、ビールよりもあっさりしており、麦芽の香りはしっかり感じることができます。
また、カロリーもビールに比べ抑えられ、女性にもおすすめです。

原材料 麦芽、粉飴、ホップ、酸味料、調味料

バイスサワー


知る人ぞ知る、炭酸飲料のロングセラー

爽やかなしその味わいで、梅しその優しい香りが特徴的な炭酸飲料です。
一度飲めば、クセになること間違いなしです。
キンミヤとの相性も抜群なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回の記事では、亀甲宮焼酎「キンミヤ」について解説してきました。
様々な飲み方で楽しめるのが「キンミヤ」の魅力の一つです。
ぜひ、この機会に一度キンミヤを楽しんでみて下さいね。

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