ラム酒ってどんなお酒?種類ごとの味わい・カクテル・おすすめ10選

ラム酒といえば、「ジン」「ウォッカ」「テキーラ」と並び、世界4大スピリッツの1つとされているお酒です。
そのため、お酒好きであれば、名前だけは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ですが、名前だけ先行してしまってその正体を知らないという方も少なくないはず。
そこで、この記事では、ラム酒について特徴や味わい、おすすめの飲み方などを解説します。
最後にはラム酒の人気おすすめ銘柄10選も紹介するので、ラム酒を飲みたというお酒初心者の方は必見です。

ラム酒とは?

ラム酒
ラム酒とは、世界4大スピリッツの一つと言われているお酒で、「ジン」「ウォッカ」「テキーラ」と並ぶ有名なスピリッツです。
まずは、そんなラム酒について原材料や度数など基本的なことを解説していきます。
ラム酒初心者の方は必読ですよ。

ラム酒の原材料

ラム酒の原材料はサトウキビです。
原材料にサトウキビを使ったお酒といえば黒糖焼酎もありますが、造られ方は全く違います。
黒糖焼酎は、サトウキビからとれた黒砂糖から造られますが、ラム酒は、サトウキビの糖蜜や絞り汁を使って造られます。

ラム酒のアルコール度数

ラム酒はスピリッツであるため、高いアルコール度数を持っています。
スピリッツは蒸留酒とも言われており、醸造酒という度数の低いお酒を蒸留して、アルコール分の高い液体のみを取り出すことで造られます。
そのため、スピリッツに分類されるお酒は、ラム酒だけでなく、高いアルコール度数を持っています。

ラム酒のアルコール度数は、一般的に40%〜50%と言われています。
ストレートで飲んでも美味しいですが、そのアルコール度数の高さからカクテルで飲まれることも多いお酒です。

江戸時代には飲まれていた!?

江戸時代_侍
そんなラム酒ですが、実は日本では昔から飲まれていたお酒でもあり、それは江戸時代からとされています。
小笠原諸島では、19世紀からサトウキビの栽培が始まったとされており、その頃から砂糖製造の副産物で造られるラム酒が飲まれるようになっていきました。
地元では、「泡酒」「蜜酒」と呼ばれていましたが、これは「インダストリアル・ラム」と呼ばれる立派なラム酒の一種だったのです。

ラム酒の種類と味わい

ラム酒は、色や製造方法で多くの種類分けがされます。
そこで、ここではラム酒の種類と、それぞれによって異なる味わいについて解説します。
あなたにぴったりな一本が見つかること間違いなしです。

色で分けられるラム酒の種類と味わい

グラスに注がれたラム酒
ラム酒は、色により「ホワイトラム」「ゴールドラム」「ダークラム」の3種類に分けられます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。  

ホワイトラム

「ホワイトラム」は、活性炭によってろ過されて造られるお酒で、無色透明な色をしています。
ホワイトという名前ですが、色は透明なので騙されないでくださいね。

ホワイトラムは、ほのかな甘みを持っており、他のラム酒と比べて、香りや味わいにクセがないため、カクテルの材料として使われることが多いです。
また、そういった特徴からラム酒初心者の方にもおすすめな種類といえます。

ゴールドラム

ゴールドラムは、樽熟成して飲まれるラム酒で、色味はウイスキーのような琥珀色をしています。
ホワイトラムとダークラムの中間に位置するような風味で、クセを感じさせない程よい香りと、甘みを持っています。

見た目にオシャレな雰囲気を求める方や、飲みごたえのあるお酒を探している方に、ぴったりなお酒です。

ダークラム

ダークラムも、樽熟成して飲まれるラム酒です。
ゴールドラムよりも、もっと濃く、暗い色をしています。

風味ともに個性的で、カラメルのような甘み、クセのある強い香りを持っています。
その甘さは、お菓子づくりの材料としても使われるほどです。

クセは最も強いですが、最もラム酒らしいのもダークラムです。
クセが強いお酒が好きな方や、他のラム酒では物足りないと感じる方にはおすすめな種類です。

製法で分けられるラム酒の種類と味わい

3種類のラム酒
ラム酒を分けるのは色だけではありません。
さらに、製造方法によって3つに分けられるのです。

ライトラム

ライトラムとは、その名の通り、最も軽いラム酒です。
糖蜜に水を加え、酵母で醗酵させながら蒸留。
その後に、熟成させても、短期間熟成に止まらせるのがライトラムの造り方です。
ライトラムに分類されるのは、ホワイトラムに多く、柔らかな口あたりと優しい風味が特徴です。

ヘビーラム

一方で、ヘビーラムは重く、インパクトの強いお酒になります。
糖蜜に水を加え、酵母で醗酵させながら蒸留するまでは一緒ですが、そこからオーク樽でしっかりと熟成させます。
しかも、ただのオーク樽ではなく、内側を焦がした少し特別なオーク樽です。
この熟成により、甘みや香りが強くなり、いわゆる”重い”お酒になるのです。

ミディアムラム

ミディアムラムは、ライトラムとヘビーラムの中間に位置するラム酒です。
先ほど紹介したどちらかの製法を採用しているか、上記の2つのラム酒をブレンドすることで造られます。
適度な甘さと香りで、バランスのとれた味わいを持つのが特徴です。

ラム酒の美味しい飲み方

カウンターに置かれたラム酒
温度による違いや割り方で、全く異なる味わいを感じられるのがラム酒のよいところです。
冷たければ、味が締まってキリリとしますし、ホットで飲めば甘い香りが広がります。
ここでは、美味しいラム酒の飲み方を解説します。

冷やして飲む

カクテルにして飲むのも美味しいですが、冷やしてストレートでチビチビと舐めるように飲むのもおすすめです。
冷やして飲むときは、最初に瓶ごと冷やしておくことが大事。
冷蔵庫であれば、野菜室の温度で冷やしたものがおすすめで、銘柄によって、同じラム酒でもナッツっぽさやバニラっぽさなど多様な奥深い味わいを楽しむことができます。

ホットで飲む

ラム酒をホットで飲むのは、寒い冬の季節にもってこいです。
「ホットバタードラム・カウ」というホットカクテルは特におすすめで、作り方も簡単。
作り方は、〈ダークラム60ml〉〈スパイスドラム60ml〉に温めた牛乳とお砂糖を注ぎ、バターを足すだけです。
牛乳を入れることで味がまろやかになるので、お酒が苦手な人でも飲みやすい味わいになります。
簡単に作ることができ、体も温まるので、ぜひ試してみて下さいね。

ラム酒を使ったカクテル

ラム酒カクテル_モヒート
ラム酒はカクテルに使われることも多く、長年愛されている美味しいカクテルもたくさんあります。
ここでは、そんなラム酒のカクテルの中でも特に定番とされる3つのカクテルを紹介します。

モヒート

まずは「モヒート」です。
お酒好きであれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
作り方はいくつかあるのですが、最もノーマルなのは〈ライム〉〈ブラウンシュガー〉〈炭酸水〉〈ミント〉〈ラム酒〉を使ったものです。
タンブラーに、ライム、ブラウンシュガー、ミントを入れすり潰します。
その上から、氷とラム、炭酸水を注いで完成です。

キューバ発祥のカクテルで、ミントの爽やかな香りと、ライムとラム酒によるスッキリとした甘さが特徴的なカクテルです。

ダイキリ

「ダイキリ」もラム酒を使った定番カクテルです。
作り方はとても簡単で、材料も〈ラム酒〉〈ライムジュース〉〈砂糖〉だけです。
ラム酒:ライムを3:1の割合入れ、適量の砂糖を入れシェークするだけで完成します。

こちらもキューバ発祥のカクテルで、夏にはフローズンカクテルとして飲まれることもあります。
酸味と甘みのバランスが心地よい味わいをしています。

XYZ

最後に紹介するのは「XYZ」です。
「XYZ」と書いて、「エクス・ワイ・ズィー」「エックス・ワイ・ゼット」などと読みます。
名前の由来は諸説ありますが、アルファベットの最後の3文字であることから、いずれも「終わり、果て」を意味するものになっています。

XYZは、〈ラム酒〉〈オレンジキュラソー〉〈レモンジュース〉を材料とするカクテルで、それぞれを2:1:1でシェークして作ります。
また、甘みを増すために、砂糖を加えることもあります。

高アルコール度数ではありますが、爽やかで、酸味の効いたフレッシュな味わいなので、飲みやすく、ラム酒初心者の方にもおすすめです。

ラム酒の人気おすすめ銘柄10選

ここからは、ラム酒の中でも、特に人気の高いおすすめ銘柄10選を紹介します。
どれを飲むか迷ったら、これで決まりです。

マイヤーズラム プラチナホワイト




カクテル作りにぴったりなラム酒

ラム酒の特徴である、香りや甘さを残したまま、優しい飲み口を実現したホワイトラムです。
カクテルのベースとしておすすめな一本で、どんなものと割っても相性が抜群。
値段が安いのも嬉しいポイントです。

名称 ホワイトラム
原材料 サトウキビなど
アルコール度数 40%
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

サントリー ラム ゴールド




カクテル・お菓子づくりなど万能な一本

日本を誇る飲料メーカー、サントリーが造るラム酒で、ゴールドラムに分類されます。
ほど良いコクのある甘みと香りを持っており、バランスのとれた風味です。
そのため、カクテルや、お菓子づくりに使われることも多い一本。

名称 ゴールドラム
原材料 サトウキビなど
アルコール度数 40%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

プランテーション ラム オリジナルダーク




甘さは控えめな、個性あふれるダークラム

3年以上樽熟成させて造られるダークラムです。
カクテルにも良いですが、ストレートでこそ、その本量を発揮する一本で、クセのある香りと芳醇な甘さと控えめの旨みを持っています。

名称 ダークラム
原材料 サトウキビなど
アルコール度数 40%%
香りの深さ 5 out of 5 stars (5 / 5)
飲みやすさ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

パンペロ アニバサリオ




複雑な香りが織りなす、コクのある一本

2種類のアメリカンオーク樽で長期熟成をされて造られるダークラムです。
ドライフルーツやシナモン、チョコレートのような香りが特徴的で、味わいも滑らかなながらコクのあるものを持っています。
ストレートでも飲みやすく、甘いお酒が好きな方にもおすすめな一本です。

名称 ダークラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 5 out of 5 stars (5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

キャプテンモルガン スパイスト ラム




バニラや果実のフレーバーを加えたラム酒

「キャプテンモルガン」は、ホワイトでもゴールドでもダークでもない、「フレーバーラム」になります。
フレーバーラムとは、ラム酒にバニラなどの香辛料を加えたもので、豊かな風味と飲みやすい味わいが特徴です。

「キャプテンモルガン」には、複数の果実とバニラのフレーバーが加えられており、中でもバニラの甘い風味が際立っています。
ラム酒初心者にもおすすめで、カクテルにしても美味しい一本です。

名称 フレーバーラム
原材料 サトウキビなど
アルコール度数 35%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 5 out of 5 stars (5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

ロン サカパ 23




複雑な甘みが押し寄せるプレミアム・ラム

6~23年間熟成した複数のラム酒をブレンドして造られる一本です。
キャラメルやバニラを思わせる甘い香りに、コクのある蜂蜜のような甘みを持っているのが特徴的で、複雑な甘みが幾度となく訪れます。
プレミアムラムとも称され、価格は少し高めですが、間違いなく美味しいラム酒です。

名称 ダークラム、ゴールドラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

ディプロマティコ リゼルヴァ イクスクルーシヴァ




優しい味わいを持った初心者にもおすすめなダークラム

最高で12年の熟成期間を経て完成するダークラムです。
バニラやカラメルのような甘みと、チョコレートのような甘みを持っています。
口当たりは柔らかく、後味も優しいので、ラム酒初心者の方にもおすすめできるダークラムです。

名称 ダークラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

バカルディ スペリオール




カクテル材料の金字塔。ホワイラム

「バカルディ」という世界的に有名なブランドのラム酒です。
バカルディのラム酒はカクテルに使われることが多く、バカルディを使ったカクテルは「バカルディ・モヒート」「バカルディ・ダイキリ」を名乗るなど、カクテルの名前にも影響を与えるほどです。

「バカルディ スペリオール」は、ホワイトラムで、特にカクテル作りにぴったりな一本。
ライムやバナナを思わせるフルーティーな香りと、かすかな甘さがどんな割材ともマッチします。

名称 ホワイトラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

バカルディ ゴールド




ホットカクテルにぴったりなゴールドラム

先ほど紹介した「バカルディ」のラムのゴールドラムで、3年間熟成させた原酒をブレンドして造られています。
「スペリオール」も重みのある風味で、落ち着いた樽の香り、コクのある甘みを持っています。
ロックやカクテルで楽しめる味わいです。
また、カクテルの中でも、ホットカクテルにぴったりな一本です。

名称 ゴールドラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

マイヤーズ ラム オリジナルダーク




長年愛され続けるダークラム

ラム酒好きから、長年支持されている一本が「マイヤーズラム オリジナルダーク」です。
名前の通り、ダークラムに分類され、コクのある味わいが特徴的です。
豊かな風味は、お酒としてだけでなく、洋菓子や紅茶のトッピングにも向いており、幅広く使用されています。

名称 ダークラム
原材料 サトウキビ
アルコール度数 40%
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

まとめ

この記事では、ラム酒について、種類や味わい、飲み方、人気おすすめ銘柄などを紹介しました。
多少のクセはありますが、ラム酒はストレートでもカクテルでも楽しめる、思わずハマってしまうお酒でもあります。
ぜひ、この機会に一度飲んでみてくださいね。

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