赤ワインと白ワインの違いはなに?|ワイン初心者必見の豆知識

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この記事では、赤ワインと白ワインの違いを解説していきます。
赤ワインと白ワインでは、原料も違えば、製造方法やそれぞれのワインの持つ効果も違うんです。
また、最後には種類別で1000円以下〜3000円代のコスパの良いワインも紹介するのでワイン初心者は必見です。
ワイン好きの方はぜひこの機会に正しいワインの知識をつけて下さいね。

赤ワインとは

赤ワイン
赤ワインとは、多くは黒ブドウで作られた赤色~赤褐色、濃い紫色をしたワインです。
味は渋味の元となるタンニンが多く抽出されるため、濃厚で渋味のある味わいに仕上がります。
ブドウの完熟度やタンニンの量、発酵の度合いによって、甘味・渋味・酸味が変化し、フルボディ(重口)、ミディアムボディ(中口)、ライトボディ(軽口)に分けられています。
ライトボディは色も薄く、渋味や酸味も弱い、次にミディアムボディ、フルボディと順に味は濃厚に、色も濃く渋味や酸味などは増して、赤ワインらしい味わいとなっていきます。

白ワインとは

白ワイン
白ワインとは、多くはマスカットのような白ブドウで作られた黄色~黄金色をしたワインです。
味わいは果皮や種を除いて作るため、タンニンの抽出が少なく、その為渋味の少ないフルーティーな味わいに仕上がります。
白ワインは、発酵を途中でやめて甘味を残したまろやかな味わいの甘口と、発酵し糖分を低くし酸味を強く感じるキリっとした味わいの辛口に分けられます。

赤ワインと白ワインの違い

①ぶどうの品種が違う

ぶどう品種
赤ワインの原料となるのは、「黒ブドウ」と呼ばれるものです。
品種としては、「カベルネ・ソーヴィニヨン」が有名です。
フランスのボルドー地方で生産され、赤ワインの代表的な品種とも言えます。
他にも、ボジョレヌーボーに用いられる「ガメイ」と呼ばれる品種や「メルロー」など日本の長野でも栽培される品種もあります。
一方で、白ワイン原料となるのは、「白ブドウ」が一般的です。
最も有名な品種は、「シャルドネ」で、世界中で生産されています。
また、「甲州」のような薄いピンク色のような色のついたブドウを使用して、皮などを取り除いて白ワインを作ることもあります。
日本では「甲州」を使用した白ワインが多く造られています。

②製法が違う

ワイナリー
赤ワインと白ワインは製法も違います。
まずは、収穫したブドウを潰して果梗(かこう)を取り除く作業は赤も白も同じように行われます。
違いはここからです。
赤ワインはこのブドウの果汁、果皮、果肉、種子の混合物である果醪をそのまま発酵させていきます。
その後引き抜きをし、残りの果実等が含まれているワインを、圧搾という圧力をかけて搾るという工程を経てワインを搾りだします。
そしてさらに糖分が低くなるまで発酵させてできたものが赤ワインです。

白ワインは圧搾をしてから果皮や果肉、種子は取り除かれ、果汁だけを発酵させます。
そして、目指すワインの飲み口により、発酵を途中でやめて造り出されます。
赤ワインと白ワインの製法の違いは、圧搾のタイミングとブドウの果皮など全部を使用するか果汁のみ発酵させるかが大きく異なります。

③赤ワインの方がポリフェノールが多い?

赤ワイン
赤ワインにはブドウの種子や果皮に含まれているポリフェノール「タンニン」「レスペラトロール」「アントシアニン」などが多く含まれています。
ポリフェノールとは、生活習慣病の予防になると言われている抗酸化作用の強い成分です。
ですが、白ワインには製法上、果汁のみを使用しているので、ポリフェノール量は赤ワインより少ないと言われています。
しかし、果実にもポリフェノールの「アントシアニン」は含まれているので、ポリフェノールが含まれていないということではありません。
実は、白ワインには殺菌効果に優れているという面があり、赤ワインのポリフェノールによる抗酸化作用とはまた別の利点が研究されています。

④料理の相性も違う

肉料理
基本的には、料理の色とワインの色を合わせると良いとされています。
赤ワインには赤い色をしている肉料理が、白ワインには白い色をしている魚料理が合うといった感じです。
ワインの濃厚さなど種類によっても異なるため、絶対これであるということはないのですが、赤ワインの特徴である濃厚な味わいには、同じように濃厚な料理であるハンバーグやビーフシチュー、ステーキ、マグロなどが相性が良いです。
一方で、白ワインにはさわやかな軽い口当たりの料理であるカルパッチョやアクアパッツァ、ムニエル、白身魚や貝類の料理が失敗が少なく相性が良いでしょう。

【種類別】赤ワインと白ワインの人気おすすめ10選

せっかくワインを飲むなら美味しいものを飲みたいですよね。
そこで、ワイン初心者におすすめな赤ワインと白ワインの人気おすすめをそれぞれ5つ紹介していきます。
味は美味しく、1000円以下〜3000円以下のコスパの良いワインを紹介するので、ぜひワイン選びの参考にして下さいね。

【初心者必見】赤ワインの人気おすすめ5選

キアリ ランブルスコ ・ロッソ



イタリアで人気の弱発泡性赤ワイン

イタリアをはじめヨーロッパやアメリカで日常酒として幅広く飲まれている弱発泡性ワインです。
タンニンによる心地よい渋み、かすかな甘みが特徴的です。
弱発泡性ということもあり、普段赤ワインを飲まない方にもおすすめな飲みやすい一本。

ワインの種類 赤ワイン
使用ブドウ品種 ランブルスコ種
アルコール度数 7.5%
原産国 イタリア
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

井筒ワイン 無添加 マスカットベリーA



マスカットベリーAぶどう100%の赤ワイン

マスカットベリーAを100%使用した赤ワインです。
柔らかな渋みと、程よい酸味が全体の味を引き締めています。
やや辛口の風味で、バランスのとれたフレッシュでフルーティーな一本です。

ワインの種類 赤ワイン
使用ブドウ品種 マスカットベリーA
アルコール度数 12.5%
原産国 日本
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール



ブルゴーニュワインの秀作

ミディアムボディのブルゴーニュワインです。
ブルゴーニュワインとは、フランス東部ブルゴーニュ地方特産のワインのことを指し、世界的のも有名なワイン。
そんなブルゴーニュワインの秀作と言われている一本で、チェリーのような果実の香り、タンニンによるなめらかな渋みが特徴的です。

ワインの種類 赤ワイン
使用ブドウ品種 ピノノワール
アルコール度数 13%
原産国 フランス
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

ベリンジャー ファウンダース・エステート ピノ・ノワール



フルーツやハーブ、スパイスを思わせる複雑な香り

アメリカのカリフォルニアで造られるミディアムタイプの赤ワイン。
製造元であるベリンジャー・ヴィンヤーズはアメリカ屈指のワイナリーとしても有名です。
ピノ・ノワール種特有のフルーティーさを持っており、香りにはフルーツやハーブ、スパイスといったものが合わさったような複雑なものを持っています。

ワインの種類 赤ワイン
使用ブドウ品種 ピノノワール
アルコール度数 14%
原産国 アメリカ
香りの深さ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
飲みやすさ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

ジャパンプレミアム マスカット・ベリーA



日本を代表するライトボディの赤ワイン

日本固有品種「マスカット・ベリーA」を使用した赤ワインです。
ライトボディで、軽やかな口あたりと、華やかでフルーティーな香りを持っています。
非常に飲みやすい一本で、赤ワイン初心者の方にもおすすめです。

ワインの種類 赤ワイン
使用ブドウ品種 マスカット・ベーリーA
アルコール度数 11.5%
原産国 日本
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

【初心者必見】白ワインの人気おすすめ5選

サントネージュ エクセラント 甲州 辛口仕込み



日本を代表するシャープな辛口白ワイン

山梨県産のブドウを100%使用した白ワインです。
やや辛口の味わいで、キレのあるシャープな後味が特徴的。
繊細な味わいで、上品な風味を持った日本を代表する一本です。

ワインの種類 白ワイン
使用ブドウ品種 甲州
アルコール度数 ここに記載(%で統一)
原産国 日本
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

シャブリ シャルドネ



柑橘類を思わせるようなフルーティーな風味の白ワイン

フランスで造られる、フルーティーな風味が特徴的な白ワインです。
フレッシュですが、上品な辛口の味わいを持っています。
辛口のワインが好きな方には、ぜひおすすめしたい一本。
JWC(ジャパン・ワイン・チャレンジ)でブロンズを受賞した実績もあります。

ワインの種類 白ワイン
使用ブドウ品種 シャルドネ
アルコール度数 12.5%
原産国 フランス
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

ジャパンプレミアム 甲州



日本ワイン”甲州ワイン”らしさを追求した白ワイン

山梨県産のブドウ「甲州」を100%使用した白ワインです。
和柑橘の香りが強く、フレッシュな旨みを持った一本で、終始飲みやすい白ワイン。
ワインに苦手意識を持っている方や、女性の方でもおすすめです。

ワインの種類 白ワイン
使用ブドウ品種 甲州
アルコール度数 12%
原産国 日本
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

サンタアリシア レイト・ハーベスト



極甘口のチリの貴腐ワイン

ワインの中でも、貴腐ワインと言われる極甘口の味わいを持つワインです。
マスカット種のキングとも呼ばれるブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使用しており、貴重な一本。
ハチミツを思わせる甘い香りも特徴的です。

ワインの種類 白ワイン
使用ブドウ品種 マスカット・オブ・アレキサンドリア
アルコール度数 12%
原産国 チリ
香りの深さ 4 out of 5 stars (4 / 5)
飲みやすさ 5 out of 5 stars (5 / 5)
総合評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

おたる特撰ナイヤガラ



フルーティーな飲み口が女性に人気な甘口白ワイン

北海道発の白ワインで、甘口の味わいを持っています。
濃厚で、フルーティーな飲み口が女性を中心に人気で、今では日本を代表するワインの一つにまでなりました。
ワインを普段飲まない方にもおすすめな一本です。

ワインの種類 白ワイン
使用ブドウ品種 ナイヤガラ
アルコール度数 8.5%
原産国 日本
香りの深さ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
飲みやすさ 4 out of 5 stars (4 / 5)
総合評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

まとめ

この記事では、赤ワインと白ワインの違いについて解説しました。
原材料以外にも思ったより違いがあり、驚いた方も多いのではないでしょうか。
赤ワインと白ワインの違いは、ワイン好きであれば必ず押さえておきたい知識です。
ぜひこの機会に覚えて下さいね!

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