なぜ高いの?大吟醸&純米大吟醸の特徴と本当におすすめな日本酒10選

日本酒をあまり知らない人からすると何となく「日本酒は大吟醸が一番おいしい」というイメージを持っている人が多いですし、「いやいや、日本酒で一番おいしいのは純米大吟醸だよ」という人もいます。
そこで今回は、あえて高級な大吟醸酒&純米大吟醸酒に焦点を当てて、他の種類の日本酒との違いや高級な理由を解説、おすすめの銘柄10選を紹介します。

そもそも大吟醸とは

日本酒を良く知らない人は、そもそも大吟醸と他の種類との違いが分かっていない方も多いと思います。
日本酒の基礎知識の記事でも詳しく解説している通り、吟醸や大吟醸といった一定の条件を満たした日本酒を「特定名称酒」というのですが、どういった違いがあるのかざっくり勉強していきましょう。
吟醸・純米吟醸・大吟醸・純米大吟醸の12選へ

「吟醸」と「大吟醸」の違い

吟醸と大吟醸の違いは精米歩合にあります。
精米歩合とは日本酒の原料に使うお米をどれだけ削っているかを表す度合いです。
まずはこの表を見てください。

精米歩合
50%以下
精米歩合
60%以下
60%以下
(特別製法)
精米歩合
70%以下
純米酒 純米大吟醸酒 純米吟醸酒 特別純米酒
醸造酒 大吟醸酒 吟醸酒 特別本醸造酒 本醸造酒

日本酒を造るときお米をそのまま原料にして使うと雑味のあるお酒になります。
それはお米は粒の中心ほど旨みが強く、逆に外側にほど雑味が多くなっているためです。
そこであらかじめ雑味が多いお米の外側の部分を削ってしまい、中心の方のより雑味がないクリアな部分のみを使用することで飲みやすく、香り高いお酒になるのです。

「純米」との違い

「精米歩合によって吟醸や大吟醸と言った呼び分けがされている。」ということは分かりました。
では頭に「純米」がつくものとそうでないものは何が違うのでしょうか。
答えは原料にあります。

原料
純米酒 米、米麹、水
醸造酒 米、米麹、水、醸造アルコール

「原料に醸造アルコールを加えていない」ものが「純米」と名乗ることが出来るのです。
醸造アルコールを入れることで香りが立ち、すっきりとした辛口な味わいの日本酒になります。
一方で、純米酒は、お米本来の甘みが感じられ濃厚な味わいになります。

大吟醸の値段が高いわけ

吟醸との違いや、純米酒との違いについて解説しましたが、ここまでだと「なんだ、やっぱり雑味がない分、大吟醸の方がおいしいお酒なんじゃないか」と思ってしまいますがそうではありません。

大吟醸の方が高級な理由は、小さな米粒をさらに小さく小さく削る技術に大変な手間がかかり、さらに品質管理に手間をかけなくてはいけないからです。

ですが、日本酒は奥が深いもので、最終的には個人の舌がどう感じるかによっておいしさが決まります。
あなたにあった1本をぜひ見つけて下さいね!

精米歩合が一桁台!驚愕的な“超”低精米酒も


大吟醸や純米大吟醸がどんな日本酒なのか分かったところで、マニアックなお酒を紹介します。
お米を削ると雑味のない日本酒になるということでしたが、そのお米を削るという工程を極めた日本酒があります。

伯楽星 超純米大吟醸 Unite311 Super7

今は飲むことのできない精米歩合7%の日本酒。
名前にある311は、3.11地震の事。
震災のあと、全壊してしまった当時の伯楽星の蔵に全国から51人の蔵人たちが手伝いに訪れ、500本限定で製造されました。
当時の詳しい話はZAKZAKに掲載されています。
ZAKZAK【美酒アナウンサー日記】『Unite 311 super7』ってナニ?へ

楯野川 純米大吟醸 極限 / 楯の川酒造

¥22,000(税込)
アマゾンで詳細を見る¥21,600(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合8%
  • アルコール度数15度
  • 酸度
  • 日本酒度-2

【商品紹介】
こちらは精米歩合8%。
お米を磨きまくることで「今までにない最高の日本酒を造ってみたい」という思いから生まれた日本酒です。

来福 純米大吟醸 超精米 / 来福酒造

¥12,000(税込)
アマゾンで詳細を見る¥11,999(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料ひたち錦
  • 精米歩合8%
  • アルコール度数17度
  • 酸度1.0
  • 日本酒度+5

【商品紹介】
こちらも精米歩合8%
とても飲みやすく誰にでもおすすめできますが、非常に繊細なお酒なので購入後はすぐに冷蔵庫で保管してください。
おまけで実際に8%まで磨かれた米粒がついて来ます。
そんなお米を直接みる機会など滅多にないですから、それだけでも購入する価値があります。

大吟醸&純米大吟醸の日本酒おすすめ10選

大吟醸酒のおすすめ5選

黒縄 十四代 /高木酒造

¥—(税込)
アマゾンで詳細を見る¥54,000(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合35%
  • アルコール度数16度
  • 酸度
  • 日本酒度+4

【商品紹介】
大吟醸酒のなかでもとても高価なことで有名な十四代です。
黒縄というのは地元の山形県内で流通するときの名前。
「幻の日本酒」などと言われたりしますが価格以上に価値のあるお酒です。

黒龍 /黒龍酒造

¥4,780(税込)
アマゾンで詳細を見る¥2,700(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合50%
  • アルコール度数15度
  • 酸度1.0
  • 日本酒度+4.5

【商品紹介】
辛口なのにフルーティーな香りと洗練された甘さのある完成度の高い大吟醸酒です。

八海山 大吟醸 /八海山酒造

¥4,579(税込)
アマゾンで詳細を見る¥4,579(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類大吟醸
  • 原材料山田錦、美山錦他
  • 精米歩合40%
  • アルコール度数15.5度
  • 酸度1.0
  • 日本酒度+5

【商品紹介】
お米の名産地新潟の銘酒。
とても辛口でキレが良く、それでいて柔らかな旨みが感じられる大吟醸の最高峰です。

 

出羽桜 大吟醸 雪漫々 /出羽桜酒造

 

¥5,894(税込)
アマゾンで詳細を見る¥5,400(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合35%
  • アルコール度数16度
  • 酸度1.2
  • 日本酒度+5

【商品紹介】
とてもフルーティーでそそられる香りが特徴の山形県の銘酒。
辛口なのに口当たりはとてもなめらかでお米の甘さがしっかりと感じられる逸品です。

越乃寒梅 大吟醸 超特選 /石本酒造

¥3,963(税込)
アマゾンで詳細を見る¥3,964(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合30%
  • アルコール度数16~17度
  • 酸度
  • 日本酒度+6

【商品紹介】
大吟醸らしい辛口と品のある香りが特徴です。
とても手に入りにくく価格が高騰気味ですが、それこそがおいしさの裏付けになっています。

純米大吟醸酒のおすすめ5選

獺祭 磨き二割三分 純米大吟醸 /旭酒造

¥5,143(税込)
アマゾンで詳細を見る¥5,400(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合23%
  • アルコール度数16度
  • 酸度
  • 日本酒度

【商品紹介】
最近の日本酒ブームの最先端をいくお酒です。
甘すぎず香りにも癖がないので飲みやすさが女性にも人気です。
今や海外でも高い評価を得ています。

久保田 碧寿 純米大吟醸 /朝日酒造

¥3,360(税込)
アマゾンで詳細を見る¥2,408(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料五百万石
  • 精米歩合50%
  • アルコール度数15度
  • 酸度1.2
  • 日本酒度+2

【商品紹介】
新潟を代表する言わずと知れた銘酒です。
冷酒にしても閉じることのない旨み、純米大吟醸ならではのフルーティーな香りと柔らかな口当たりが特徴です。
辛口です。

洗心 純米大吟醸 /朝日酒造

¥5,600(税込)
アマゾンで詳細を見る¥5,616(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料たかね錦
  • 精米歩合28%
  • アルコール度数15~16度
  • 酸度1.2
  • 日本酒度+2

【商品紹介】
久保田の朝日酒造から期間限定で販売される新潟の銘酒。久保田と飲み比べしてみるのもおすすめ。
まろやかで心地よい飲みごたえです。

作 /清水清三郎商店

¥—(税込)
アマゾンで詳細を見る¥2,295(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料朝日
  • 精米歩合50%
  • アルコール度数16度
  • 酸度
  • 日本酒度

【商品紹介】
三重県を代表する銘酒でとても爽やかな味わいが特徴です。
口当たりの良さと、どんな食べ物にも合わせられるクセのなさが人気のお酒です。

飛露喜 /廣木酒造

¥7,950(税込)
アマゾンで詳細を見る¥6,480(税込)
楽天市場で詳細を見る
  • 種類純米大吟醸
  • 原材料山田錦
  • 精米歩合麹米40%、掛米50%
  • アルコール度数16~17度
  • 酸度1.4
  • 日本酒度+3.5

【商品紹介】
福島県の銘酒です。
一言で言うときれいな味わい。口当たりよく強すぎない香り、しっかり米の旨みがあるのに後味はすっきりとしてわずかに辛めな日本酒です。

まとめ

「日本酒」と調べると検索候補に上位の方に「大吟醸」と出てきます。
理由を調べてみるとやはりイメージだけで「大吟醸がおいしい」と思って調べている人が多いことが分かりました。
ですがこれからは「大吟醸がおいしい」ではなく「大吟醸の何が他の日本酒と比べておいしいのか」という点に意識を向けて自分が本当においしいと思える一本と出会えるように、この記事を役立ててみてください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
日本酒
のんべ編集者1をフォローする
NONBE~ノンべ~
タイトルとURLをコピーしました