つらい二日酔い。できるものなら避けたいですよね。
しかしなってしまったものはしょうがない。楽しかった代償として受け入れましょう(笑)
そんな二日酔いになってしまった後の対処法をこの記事ではご紹介いたします。
1.二日酔いで頭痛になる原因は?
そもそも二日酔いの原因は?
二日酔いの原因には2つあると言われています。
一つ目は肝臓でアルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドという成分。
これはタバコにも含まれる有害物質です。
このアセトアルデヒドには、吐き気や動機、頭痛などを引き起こす働きがあり、アルコールの摂取量が肝臓の分解処理能力を超えていなければ問題ありませんが代謝しきれずアセトアルデヒドが体内に残ってしまうといわゆる二日酔いという状態になります。
また頭痛の原因として考えられるのはアルコールを代謝する際に大量の水分が消費され、脳を保護する髄液が減少して低髄液圧症候群となり頭痛が起こるというわけです。
そして二つ目は逆流性食道炎。アルコールの刺激で胃が荒れ、胃の機能が低下することで胃もたれやムカつきなどの二日酔いが発生します。
頭痛薬は飲んでも大丈夫?
二日酔いで頭痛が酷いときは薬に頼ってしまって大丈夫です。
お酒とアルコールを一緒に飲んで大丈夫なの!?
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、専門家の話では、飲酒後3~4時間後空ければ大丈夫ということで、二日酔いが起こっている場合はさらに2倍程度の6~8時間を空けて服用する必要があります。
朝の5時まで飲んでいて8時起き。
やばい・・二日酔い・・という場合は辛いですが、もう少し時間が経ってから服用するようにしましょう(笑)
また二日酔いによる頭痛の場合は消化器が弱っているので胃薬を一緒に服用するようにしましょう。
胃薬は胃を保護しますから頭痛症状がなくても胃薬だけは積極的に飲むようにするとよいでしょう。
絶対にやってはいけないこと
二日酔いの時には体が脱水状態になっています。
サウナや長湯をするとさらに体の脱水を招くことになりますので、これらのことは絶対にやってはいけません。
汗をかくと、なんとなく体からアルコールが抜けていくような気がしますがこれは絶対ダメ。
私も昔は二日酔いの時はお風呂に入るとアルコールが蒸発していくような気がしていましたがそんなことはありません(笑)
確かにお風呂に入るとサッパリしますが、体がサッパリするだけで体の中はもっと脱水状態になるので要注意です。
また二日酔い時のサウナや長風呂は、血圧も高い状態になるので心臓に負担がかかりすぎます。
お風呂に入るときはくれぐれも気を付けて入りましょう。
そして迎え酒も最悪のパターン。
「二日酔いは迎え酒で治る!」なんて言ってお酒を勧めてくる悪い友人たちが世の中にはいますが(笑)、これは絶対にやってはいけません!
迎え酒は、酔っぱらうことで二日酔いの症状が麻痺しているだけで決して治っているわけではないのでやめておきましょう。
2.二日酔いに効くおすすめの飲み物は?
二日酔いになってから飲んだ方がいい飲み物は?
二日酔いの朝の体内は、水分がカラッカラになった状態です。
水分不足の状態だと、アセトアルデヒドがすみやかに排出されず二日酔いをさらに長引かせることになります。
なのでまず一番にすることは水分補給!これが二日酔いの直し方の基本です!
目安は1リットル。最低でも500mlは飲むようにしましょう。
オススメの飲み物は経口補水液。
私もそれを知るまでは二日酔いの朝、起きてすぐコップに水を満タンに入れて2杯も3杯もガバガバと飲んでいました。
「まずは体内のアルコールを薄めないと・・」と思っていたのですがこれは間違い。
二日酔いで脱水症状の時に一番効くのは経口補水液です。
飲みすぎてダメージを受けた胃には、真水よりも少し塩分が入っていた方が胃に優しく刺激も少ないので良いです。
電解質や塩を含む飲み物は頭痛を治すためにも効果的です。
経口補水液でできるだけ多くの水分を補給してくださいね。
二日酔いの時には、肝臓がアルコールの分解にかかりきりになって低血糖の症状も併発しているので、
その点でも塩分と糖分のバランスの取れた経口補水液は良いと言えます。
経口補水液は自分でも簡単に作ることができます。
砂糖 40g (大さじ4と大さじ1/2)
塩 3g(小さじ1/2)
以上の材料をかき混ぜて終わりです。
二日酔いを治すのに飲む量の目安は1リットルですので、全て飲んでしまいましょう。
ただし一気に飲むと苦しくなってしまうので自分の体の調子を見て飲んでいきましょう。
作るのが面倒という方はあらかじめOS1をストックしておくと安心ですね。
またウコンはお酒を飲む前に飲むというイメージですが、二日酔いになってからでもOK。
肝機能を活性化させるにはクルクミンが必要で、このクルクミンはウコンの主成分でウコン以外には含まれていません。
肝臓の解毒効果を高めたり胆汁の分泌を盛んにしますので、多少の効果を期待することができます。
飲みすぎて胃もたれやむかつき、吐き気などを伴う場合は太田胃散の内服液もあります。
いずれにせよ二日酔いなってから買いにいくのは大変なので、飲む機会が多い方はあらかじめえ用意してストックしておきましょう(笑)
3.二日酔いに効くおすすめの食べ物は?
二日酔い防止のために飲む前に食べておいた方がいい食べ物は?
二日酔いを防ぐためには、アルコールが入る前に肝臓の働きを高めたり保護する食べ物を食べることです。
タコやイカにはタウリンが含まれていて、肝臓の働きを高めることが期待できます。
タコブツやタコわさなどがいいですね。イカの塩辛は刺激物なので食べすぎには注意しましょう。
ビタミンCは悪酔いや二日酔いを防ぐ効果があります。
枝豆にはミカンと同じぐらいのビタミンCが含まれています。
ビールと枝豆はただ相性が良いだけでなく、悪酔いを防いでくれる作用があったなんて驚きですね。
また枝豆は一つずつさやから出して食べるのでその分飲むスピードも落ちます。
一杯目のジョッキのビールと枝豆、美味しいですよね。
美味しいだけでなく二日酔い防止のためにもよく出来た組み合わせだったのです!
また、居酒屋ではサラダを注文してみんなで取り分けたりして食べることが多いと思いますが、これは二日酔い防止のためにはとてもGood!
食べることで野菜に含まれるビタミンを摂取でき、ドレッシングの脂肪がアルコールの吸収を遅らせてくれます。
他にも飲む前に炭水化物を摂取しておくと、アルコール吸収を遅らせるほか胃への刺激も和らげることができるのです。
定番ですがしじみの味噌汁も、タウリンやオルニチンなどアルコールによく効く成分と味噌汁の塩分が含まれている食べ物であり、予防だけでなく二日酔いになってからもよく効く食べ物と言えるでしょう。
二日酔いになるかどうかは、アセトアルデヒドの解毒がカギと言われています。
「アセトアルデヒド脱水素酵素」という難しい名前の酵素がアセトアルデヒドを分解してくれるのですが、
どのくらいこの酵素を持っているかは、遺伝や人類差によって、生まれた時から決まってしまっています。
アジア系モンゴロイド(日本人)の半数は、お酒が全く飲めない、もしくは弱いタイプなんですよ!
大切なのは、体内の酵素を補い助けることなんですね。
実際に、アルコール対策で有名なもの厳選8種を1粒にギュッと凝縮しサプリなんかもあります。
下記のものを食べ物でなかなか摂取できぞうにない場合は、サプリを試してみるのもいいかもしれませんね。
★ レバー
★ 牡蠣(かき)
★ 活性酵素
★ ウコンエキス
★ しじみエキス
★ EPA・DHA
★ 紫蘇(シソ)油
★ ビタミンB2・E
何を試しても満足できなかった方には、”オールインワンサプリ”「レバーザイム」をぜひ試していただきたいです!
二日酔いになってから食べた方がいい食べ物は?
二日酔いを早く治すのも予防と同じように肝臓の働きを高める必要があります。
そのために「アミノ酸」や「ビタミンB1」を積極的に取るとよいでしょう。
水分補給のためにもアミノ酸飲料を飲んだり、ヘパリーゼには各種アミノ酸が含まれています。
しじみの味噌汁もアミノ酸が豊富なので効果的です。
一緒にアロエヨーグルトや、食欲があればサラダチキンも一緒に朝食に取ると回復が早まります。
アロエに含まれるアロエチンには、肝臓の解毒作用を活性化させる働きがあります。
吐き気が強い場合には、しょうがや梅干しを取りましょう。
しょうがや梅干しを入れた湯飲みに熱湯を注いで胃をいたわりながら飲みましょう。
また水分補給と同時にブドウ糖も摂取すると二日酔いを治すのに手助けしてくれます。
先ほど述べたように二日酔いの時は低血糖の状態になっていますから、その際にブドウ糖の入った「森永ラムネ」が二日酔いに効くと言われています。
「ラムネ??」と思われる方もいらっしゃると思いますが、森永ラムネは実はブドウ糖90%なんです!
パッケージにも書いてありますので気になる方は是非コンビニで買ってみてくださいね。
4.二日酔いに効くツボがあるって本当!?
胃もたれや吐き気に効くと言われているツボは2つあります。
腕の内側にある内関のツボと膝の外側にある足三里のツボです。
内関のツボは、手のひらを上向きにして、手のひらと手首の境目のしわの真ん中から指3本分ひじ側のところにあります。
足三里のツボは、膝のお皿の外側から指4本分下がったところが足三里のツボです。
肝臓のあたりをあたりを温めると肝機能が高まり、二日酔い防止になるといわれています。
お腹にカイロを貼ると温めてあげましょう。
5.まとめ
二日酔いになってしまったらまずはしっかりと水分補給すること。
胃が荒れているのでさらに荒らしてしまわないように気を付けてから自分で食べられるものを選んで食べてくださいね。
予防できるなら予防するに越したことはありませんので、飲む前に摂取できるものがあれば事前にストックして摂取しておくとよいでしょう。
お酒は飲まれない程度に楽しみましょう!