この記事では、世界最恐と言われているお酒「スピリタス」について紹介します。
最近では、動画などでも「スピリタスを飲んでみた」といったものが多く存在し、よく耳にするようになりましたね!
でも、その正体について知らないという人も少なくはないはず。
そんな人は、ぜひこの記事でその正体や味わいなど、スピリタスの基本について知っちゃいましょう!
「世界最恐」のお酒スピリタスとは?
まずは、スピリタスについて基本的なことを紹介します。
世界最恐と言われている理由や、その味わいなどを解説するので、スピリタス初心者の方は必見です!
「世界最恐」のアルコール度数
スピリタスが世界最恐と言われている理由は、何と言ってもそのアルコール度数の高さにあります。
なんと、そのアルコール度数は96%です。
これが、どれくらい凄い数値なのかは、他のお酒のアルコール度数と比べたら一目瞭然です。
●ビール…5%
●ワイン…15%
●日本酒…15%
●焼酎…25%
●テキーラ…40%
●ウイスキー…45%
アルコール度数が高いと有名なお酒であるウイスキーやテキーラでさえ、その度数は40%前後。
スピリタスは、そんなお酒の2倍以上のアルコール度数というから驚きです。
「世界最恐」と称されるのも頷けますね。
アルコール度数の高さゆえに…
スピリタスは、元々、ポーランドで誕生したお酒です。
実は、ポーランドではその度数の強さからお酒としてだけでなく、消毒液として使われるといった一面も持っています。
また、北米の一部の州では、スピリタスは危険とみなされ、発売を中止されているエリアも存在します。
実際に、スピリタスを飲むことで発生した事故も多く存在し、>死亡に繋がる重篤な事故にも繋がりかねません。
アルコール度数の高さゆえに、使用用途や取り扱いに注意が必要なお酒がスピリタスなのです。
どうしてそんなにアルコール度数が高いのか?
では、どうしてそこまでアルコール度数が高いのでしょうか?
その正体はスピリタスの造り方にあります。
スピリタスは、ウォッカというお酒の一種で、蒸留酒に分類されます。
蒸留酒とは、醸造酒を加熱し、アルコールと水の沸点の違いを利用することで、より純度の高いアルコール分の液体のみを抽出したもののことを指します。
そのため、一般的に、蒸留酒はアルコール度数が高い傾向にあります。
そういったアルコール純度を高める工程”蒸留”をなんと70回以上も行なって造られるお酒がスピリタスなのです。
ほとんど、アルコールのみを取り出しているといっても過言ではありません…。
そういった製造工程があり、スピリタスは非常に強いアルコール度数を持つお酒になります。
スピリタスは美味しいのか?
さて、気になるのは、やはりその味わいです。
結論から言うと、ストレートで飲むのはやめましょう。
アルコール度数が強すぎて、喉や舌に焼けるような痛みを感じ、とてもじゃないですが「美味しい!」なんて悠長なことを感じられる代物ではありません。
美味しいとか美味しくないとかの以前の問題です。
発祥の地であるポーランドですら、ストレートで飲むことは滅多にないのだそう。
スピリタスを飲むときは、何か工夫をする必要がありますね!
スピリタスの値段は?
そんなスピリタスの値段は、意外にも安く、ある意味、コスパ最強のお酒とも言えます。
多くの銘柄がありますが、500mlでおよそ¥1,500~¥2,000で購入することができます。
常人であれば、なかなか飲めるものではないですが、興味がある方はぜひ参考にしてみて下さいね!
スピリタスを飲むときは注意が必要
さて、先ほども紹介していますが、スピリタスは非常に危険なお酒です。
そのため、飲む際には多くのことに注意をしなければいけません。
一気飲みは事故に繋がる
まずは、当たり前のことですが、一気飲みは禁止です。
これは、スピリタスだけではなく他のお酒でももちろん禁止ですが…。
スピリタスの一気飲みは本当にやめて下さいね。
命を脅かす、重篤な事故に繋がります。
タバコに注意
そして、もう一つ、スピリタスを飲むときに注意しなければいけないことがあります。
それがタバコです。
正確には、タバコの火なのですが、これが本当に危険なのです。
もう皆さんご存知の通り、スピリタスはアルコール度数96%と言う驚異の数値を持っています。
ここまでアルコール度数が高いと、ある意味、車などの燃料であるガソリンと変わりません。
つまり、タバコなどでも簡単に火がついてしまうのです。
実際に、スピリタスを飲みながらタバコを吸っていたところ、そこからお酒に火がついて事故に繋がったこともあります。
スピリタスを飲むときは、火の気に注意しましょう!
スピリタスの美味しい飲み方
ここでは、スピリタスを美味しく飲む方法をいくつか紹介します。
スピリタスに挑戦したいという方は、ぜひこれを参考にしてみて下さいね。
カクテルにして飲む
まずは、スピリタスを飲むときの定番である、「カクテルにして飲む」です。
定番というよりかは、スピリタスがストレートでは飲めないという性質上、正しい飲み方、楽しみ方といっても間違いではありません。
スピリタスを使った、美味しいカクテルを2つ紹介します。
おすすめカクテル①ウォッカトニック
まずは、ウォッカトニックです。
「ウォッカ!?」と驚く方もいるかもしれませんが、先ほども紹介したようにスピリタスはウォッカの一種です。
そのため、ウォッカがベースのカクテルであれば、スピリタスで作ることができます。
ウォッカトニックの作り方は簡単!
準備するものは、グラスと氷、トニックウォーター、スピリタス、必要であればライムです。
グラスに、スピリタスを適量、トニックウォーター、ライムの果汁を入れてマドラーで混ぜるだけで完成します。
キリッとしていながらも、爽やかな味わいを楽しむことができます。
作るときの注意点としては、スピリタスの量に注意すること。
入れて過ぎてしまうと、アルコール感が強く、飲みにくくなってしまうので、気をつけてくださいね!
おすすめカクテル②スクリュードライバー
次に紹介するカクテルは、スクリュードライバーです。
こちらも、ウォッカと言ったら、定番のカクテルですね。
準備するものは、同じく氷とグラス、そしてオレンジジュースです。
作り方は、先ほどと同じく、グラスにスピリタスとオレンジジュースを入れて混ぜるだけ!
材料も揃いやすいので、家でも簡単に作ることができます。
他にもスピリタスを使った美味しいカクテルはたくさんあるので、ぜひ色々なものに挑戦してみましょう!
果実酒にする
次に紹介するのは、スピリタスの美味しい飲み方というよりも、活用方法です。
「興味本位で購入したけど、飲めなくて残してしまった」「そもそも味わいが苦手でカクテルにするのもちょっと…」なんて方もいるのではないでしょうか。
そんな時は、スピリタスを飲むのを諦めて、梅酒などの果実酒にしちゃいましょう!
果実酒を作るときは、普通焼酎を使うのですが、スピリタスを使うのも非常におすすめです。
というのも、スピリタスは非常にアルコール度数が高いため、短期間で浸けることができるからです。
普通は、果実酒は早くても2~3ヶ月、長ければ1年以上浸けるのですが、スピリタスであれば短期間で浸けることができます。
また、スピリタスで浸けると雑味のないクリアな味わいに仕上がるため、そういった点でもおすすめです。
スピリタスを飲んでみる
スピリタスは、ネット通販などで手軽に購入することができます。
「飲んでみたい!」という方はぜひ一度、試してみてくださいね!
世界最恐のお酒
アルコール度数96%という驚異の数字を持つお酒です。
アルコール度数の高さから、お酒そのものの味わいを感じるのは難しいですが、カクテルにするなどで多種多様な飲み方を楽しむことができます。
興味がある方は、ぜひ一度飲んでみてくださいね!
名称 | スピリタス(ウォッカ) | 原材料 | — | アルコール度数 | 96% |
まとめ
この記事では、「世界最恐」と言われるお酒スピリタスについて紹介しました。
ストレートで飲むのは注意が必要ですが、お酒好きであれば一度は飲んでみたいですね。
ぜひ、この記事を参考に一度飲んでみて下さい!