普段の生活にはあらゆる「ビール」が存在しますね!
例えば、「生ビール」や「ビール」、そのビールの中でも「缶ビール」や「瓶ビール」など…。
そこで、この記事では、意外と知られていない「ビール」と「生ビール」の違い、「瓶ビール」と「缶ビール」の違いについて紹介します!
飲みの場でも話題にできることなので、覚えておいて損はないですよ!
「生ビール」と「ビール」の違い
夏なんかは特に「生ビール」という言葉を耳にすることが多いですね!
でも、「生ビール」とそうでない「ビール」の違いを知らなかったり、そもそも区別されていることを知らないなんて人も多いはず!
まずは、この2つの違いを見ていきましょう!
「生ビール」は熱処理をしていないもの!
2つの違いを結論から述べると、「生ビール」は熱処理されていないビールで、「ビール」は熱処理をしたビールということになります。
そもそもなぜ熱処理をするのか?
醸造したビールを熱処理する目的は大きく2つあります!
②酵母の働きを止めること。
大事なのは、2つ目のポイントで、熱処理をせずに放置しておくと、酵母がビール内の糖を分解してしまい、皆さんの手元に届く時には“ビールの飲みごろ”ではなくなってしまいます。
簡単にまとめると、味の劣化を防ぐために、熱処理をしているということです!
普段飲んでいるビールはどっち?
ところで気になるのが、「じゃあ普段、居酒屋や家で飲んでいるビールはどっちなんだ!?」ということだと思います。
実は、驚くべきことに皆さんが普段飲んでいるビールは、ほとんどが「生ビール」です!
その背景にはビール醸造の技術の発展があり、今では、熱処理という手間をかけずとも、「ろ過」で無駄な酵母を大方取り除くことができます。
そのため、普段皆さんが今飲んでいるものは、ほとんど生ビールです!
飲み頃のこういったビールは本当に美味しいので、普段飲まない方はぜひ一度飲んでみて下さいね!
熱処理をしたビールは今でもあるのか?
因みに、今でも熱処理をしたビールは販売されています!
代表的な銘柄としては、「キリンビールクラシックラガー」や、「サッポロラガービール」などがあります!
通常のビールとはまた違った味わいを持っているので、気になる方はぜひ一度飲んでみて下さいね!
キリンクラシックラガー
- 原材料麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
- メーカーキリンビール
- スタイルラガービール
- アルコール度数4.5%
サッポロラガービール
- 原材料麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
- メーカーサッポロ
- スタイルラガービール
- アルコール度数5.0%
「瓶」と「缶」の違い
「生ビール」と「ビール」の違いが分かっていただけたでしょうか?ところで、次に気になるのは「瓶ビール」と「缶ビール」の違いです!
「瓶ビールが一番好き!」という方もいらっしゃるくらいですからね…。
ここではその違いを解説していきます!
どれも中身は一緒!?
こちらも、結論から述べると、「瓶ビール」であろうと「缶ビール」であろうと、中身は全て一緒です!
ただ、先ほども紹介したように「瓶ビールが一番好き!」という方がいるのにはしっかりとした理由があります。
「瓶ビール」と「缶ビール」では風味が違う!?
実は、容器の違いから「瓶ビール」と「缶ビール」では風味に多少の違いが生まれます。
瓶ビールの特徴
瓶ビールは注ぎ口が小さいため、炭酸が抜けにくく、飲んだ時に強い刺激が味わえます!
また、缶に比べて中のビールの温度が温まりにくく、時間が経っても冷えたビールが味わえます。
缶ビールの特徴
一方で、缶ビールは注ぎ口が大きいため、炭酸も一気に抜け、やや刺激が感じにくくなります。
また、飲む時に、口が金属に触れてしまうため、金属特有の味わいを感じてしまうこともあるようです。
最後に…
この記事では、意外と知られていない「ビール」と「生ビール」の違い、「瓶ビール」、「缶ビール」の違いについて紹介しました!
飲み比べをすることで、さらにその違いを実感することができるはずです!
ぜひ一度ご自身の舌で味わいの違いを比べてみて下さいね!