皆さん、「496(ヨンキューロク)」という不思議な名前を持つビールを聞いたことはありますか?
クラフトビール好きの方であれば、ひょっとすると目にしたり、耳にしたこともあるかもしれませんね!
この記事では、そんな不思議な名前を持つクラフトビール「496」の正体に迫っていきます!
味わいはもちろん、銘柄名の由来や、産地など基本的なことから、購入方法なども解説するので、ビール好きの方は必見です!
クラフトビール「496(ヨンキューロク)」とは?
「496」という謎めいた名前のビール。
まずはその正体について、基本的なことから、知って驚く豆知識など徹底的に解説していきます!
どこの国のビール?
「496」という名前からは、海外のビールなのか、国内のビールなのかも想像できませんよね…。
実は、「496」は半分は海外のビール、半分は国内のビールと言えます。
この意味を説明するには、少し過去に遡る必要があります。
「スプリングバレーブルワリー」の誕生
今からおよそ、150年前。
1870年に、開港間もない横浜へ一人のビール醸造家が降り立ちました。
そのビール醸造家とは、ノルウェー生まれ、アメリカ育ちの”ウイリアム・コープランド”。
ビール醸造できる十分な環境がない中、多くの困難と共に彼のビール造りは始まりました。
「スプリングバレーブルワリー」の誕生です。
彼の造るビールは、横浜の地に住む外国人を中心に次第に人気が広まり、ついには日本人にも好まれるようになっていきました。
こうして日の目を見た「スプリングバレーブルワリー」は、”日本で初めて商業的な成功を納めたビール醸造所”と言われています。
他にも、彼は自分の庭を改造し日本初のビアガーデンをつくったりと日本のビール文化を築いていきました。
後に、その土地を現在のキリンビールが受け継ぎ、今に至ります。
「496(ヨンキューロク)」の誕生
参照;スプリングバレーブルワリー公式サイト
そして時は過ぎ2012年。
「脈々と受け継がれる日本のビール文化を、もっと面白くしたい」と、キリンビールから、とある3人のメンバーが立ち上がりました。
その後、”オンラインショップ限定”で試作品のビールを販売。
それらを飲んだ人がブルワリーに寄せた”多くの声”をもとに、2014年に、遂に6種類のクラフトビールが完成しました。
彼らの「お客様と一緒にビールを完成させたい」という想いが叶った瞬間でもあります。
海外のビール醸造が礎となり、それが日本で発展した末に誕生したのが、「496」なのです。
「496(ヨンキューロク)」に込められた意味とは…
さて、そんな「496」ですが不思議な名前ですよね!
もちろんこの銘柄名には意味があります。
「496」とは完全数(パーフェクトナンバー)と言われる数字で、古代より「神」として崇められてきた数字とも言われています。
「パーフェクト」、「神に近づける」という意味から、このビールを命名したそうです。
例えば、数字「6」の約数は、「1」「2」「3」「6」の4つです。
この4つの数字のうち、その数自身である「6」を除いた「1」「2」「3」を足すと「6」になります。
このような数を完全数といい、最小で「6」、その次は「28」…そして「496」と続いていきます。
「496(ヨンキューロク)」ができるまで(動画)
YouTubeでも、「496」の誕生秘話が紹介されているので、もっと詳しく知りたいという方は、この動画もみてみて下さいね!
「496」はどんな味わい?
ビアスタイルは”IPL”
「496」は、IPL(インディアン・ペール・ラガー)という少し変わったビアスタイルで、「飲みごたえのある苦味」「程よい甘味」「きれいな酸味」と、バランスのとれた味わいが特徴的なビールです。
評価や口コミ
実際に飲んだ人は、「柑橘類を思わせるフルーティーな香り」「濃厚だけどキレがある」「飲み飽きしない味わい」といった声でこのビールを表現しています!
ビール好きはもちろん、普段ビールを飲まない初心者の方でも楽しめるビールと言えそうですね!
Amazonなど通販で購入できるの?
以前は「Amazon」や「楽天」などの通販で購入することができませんでした。
飲みたい場合は、公式サイトかクラフトビールバーなどに行かないと飲みに行けずに少しハードルの高かった496でしたが、Amazonでも購入ができるようになりました!
お家で496が飲めるなんて、とても贅沢な時間を味わえますね!
是非試してみてください!
まとめ
この記事では、クラフトビール「496」について、名前の意味や、どこの国で造られているのかなどを徹底的に解説しました!
「新次元のビール」として注目されているビールがこの「496」です!
ぜひこれを機会に、一度飲んでみて下さいね!
★★ ↓↓自宅で本格的なビールが飲みたい方にオススメ↓↓ ★★
家庭用ビールサーバーを比較した記事も書いています。
おすすめの家庭用ビールサーバー10選!違いや口コミを徹底比較