シュヴァルツとは？他の黒ビールとの違いや特徴｜おすすめ8選も紹介

この記事では、「シュバルツ」というスタイルのビールについて紹介します。
シュバルツとはどんなビールなのか、その特徴や味わい、おすすめな飲み方も解説します。
また、最後にはシュバルツの人気おすすめ10選も紹介するので、ビール好きの方や、シュバルツを飲んでみようかなと考えている方は必見です。

シュバルツとはどんなビールか？

ビールには多くの種類があり、それぞれ”これは〜というスタイルのビールで“といって分類されますね。
シュバルツもそんなビールの一種類です。
ここでは、まずビール初心者の方向けにシュバルツとはどんなビールなのかを解説していきます。

シュバルツは黒ビールの一つ｜他の黒ビールとの違いは？

「シュバルツ」とは、黒ビールの一つです。
黒ビールと言っても、大きく4種類に分けられ、他には「ポーター」「スタウト」「デュンケル」といったものがあります。
シュバルツとは、ドイツで誕生したもので、下面発酵（ラガー）の黒ビールのことを指します。

下面発酵（ラガー）とは、比較的新しいビール醸造方法で、低い温度で長時間かけて発酵させる方法で、一方で上面発酵（エール）とは、高い温度で短時間で発酵させる方法で、長い歴史を持つ醸造方法です。
実は、日本で販売・製造されているビールは黒ビールも含め下面発酵（ラガー）のものが多く、スッキリとした後味を持つという特徴があります。

他にも、シュバルツであることの定義として「ローストした麦芽の風味を持っていること」「ローないしミディアム・レベルの甘味」「アルコール度数は3.8%〜5%の間であること」といったものがあります。

味わいからみるシュバルツの特徴

シュバルツは他の黒ビールと比べて「飲みやすい」という特徴があります。
シュバルツは下面発酵（ラガー）という方法で造られているためゴクゴクと飲めるスッキリとした味わいを持っています。
また、黒ビールのほとんどは焙煎した麦芽を使用しているため、ロースト香がというものがあるのですが、シュバルツは比較的これが弱い傾向にあります。
他のビールとの違いを下にまとめているので、ぜひ、参考にしてみて下さいね。

黒ビールの種類と特徴

シュバルツのおすすめな飲み方

「黒ビールは普段飲まない」という方は、普通のビールと勝手が違ってどのように楽しんだらいいか悩んでしまいますよね。
そこで、ここではビール初心者必見の「シュバルツを飲むときに参考にしたい、おすすめの飲み方」を紹介します。
ぜひ、参考にして下さいね。

食事と一緒に楽しむ

黒ビールといえば、なんだか身構えてしまいがちですが、シュバルツにはそんな心配は必要ありません。
というのも、先ほども紹介したように、シュバルツは下面発酵（ラガー）で造られており、普段日本で飲まれているビールと比較的近い味わいを持っているからです。
そのため、普段ビールを飲んでいるような食事のシーンでシュバルツは楽しむことができます。
また、普通のビールでは惜しい組み合わせになってします、洋菓子などとの相性も抜群です。
「食事と楽しむ」というのはシュバルツならではの飲み方で、普通の黒ビールでは、ゆっくりビールだけを楽しむといった飲み方のほうが良かったりもします。

ラガーグラスを使用する

ラガーグラスを用いて飲むというのもおすすめな飲み方です。
ラガーグラスとは、上の口が開いたビールグラスのことで、黒ビールならではの香ばしい香り、甘みを最大限に引き出してくれます。
また、心地よい喉越しを感じながら、ゴクゴクと飲むことができる点もおすすめです。
ぜひ、シュバルツを飲むときは、グラスにもこだわってラガーグラスを使用しましょう。

シュバルツの人気おすすめ銘柄8選

COEDO　漆黒（シュバルツビア）

日本が誇る、飲みやすいシュバルツ

日本を代表するブルワリーであるコエドビールから発売されているシュバルツです。
非常に濃い黒色で、ローストした麦芽の香りと、飲みやすい喉越しが特徴的な一本。
コクがありながらも飲みやすいので、初めてシュバルツを飲むという方には特におすすめです。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽・ホップ
アルコール度数	5%
原産国	日本
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(4.5 / 5)

ヱビス　プレミアム　ブラック

手軽に楽しむことができるおすすめな一本

手軽にシュバルツを楽しみたいという方には、サッポロから発売されている「エビス プレミアムブラック」がおすすめです。
シュバルツは意外にも身近にあるんですよ。
シュバルツの特徴であるロースト香と丸みのあるコクをしっかり楽しめる一本です。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	5%
原産国	日本
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4 / 5)
総合評価	(4 / 5)

ケストリッツァー シュバルツ

シュバルツビアの金字塔 本格シュバルツ

ドイツで造られるビールで、黒ビール、シュバルツの金字塔的な銘柄です。
しっかりとしたロースト香、上品で控えめな甘み、爽やかな口あたりが特徴的。
まさに、本場のシュバルツで、ビール好きであれば一度は飲んでおきたい一本です。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	4.8%
原産国	ドイツ
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(5 / 5)

ツィラタール シュバルツ

食中酒におすすめな爽快な味わい

オーストリアで造られるシュバルツで、爽快な風味が特徴的です。
軽やかな喉越し、程よいキレを持っており、シュバルツの中でも食中酒として特におすすめな一本。
ビールが苦手な方にも、おすすめしたい味わいです。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	5%
原産国	オーストリア
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4 / 5)
総合評価	(4.5 / 5)

湘南ビール シュバルツ

ワールド・ビア・カップ ドイツ系黒ビール部門金賞受賞ビール

湘南ビールの通年販売商品として、高い人気を誇っているのがこのシュバルツです。
ドイツの伝統的製法を守りながら、本場シュバルツの味わいを再現しています。
強めの麦芽の風味、スッキリとした味わいを持っているのが特徴的。
「ワールド・ビア・カップ [ドイツ系黒ビール部門] 」で金賞を受賞した実績もあります。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	5%
原産国	日本
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(4 / 5)

ベアレン　シュバルツ

絶妙なバランスを持つ、飲みごたえのあるシュバルツ

ベアレン醸造所という岩手県のブルワリーで造られているシュバルツです。
アルコール度数は6%と普通の銘柄よりも強く、まろやかな甘みを持つのが特徴的で、飲みごたえもあります。
どこかハマってしまう味わいで、「黒ビールは苦手だけど、これなら飲める」という人も続出しているのだそう。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	6%
原産国	日本
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(5 / 5)

ハーヴェスト・ムーン シュバルツ

イクスピアリで誕生したシュバルツ

千葉県浦安市のディズニーリゾートにほど近いイクスピアリで造られているビールがこの「ハーヴェストムーン」です。
「ハーヴェストムーン シュバルツ」は、チョコレートやカカオを思わせるような香りが特徴的。
飲み口も軽やかで、シュバルツ初心者にもおすすめな一本です。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	4.5%
原産国	日本
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(4.5 / 5)

エッティンガー シュバルツ

バランスのとれた本場ドイツのシュバルツ

本場ドイツで誕生したシュバルツです。
穏やかでありながらも、香ばしいロースト香を持っており、コクのある味わいも持っています。
全体的にバランスのとれた綺麗な一本で、本場のシュバルツを楽しみたい方におすすめです。

ビアスタイル	シュバルツ
原材料	麦芽、ホップ
アルコール度数	4.9%
原産国	ドイツ
甘みの強さ	(3.5 / 5)
飲みやすさ	(4.5 / 5)
総合評価	(4.5 / 5)

まとめ

この記事では、「シュバルツ」というスタイルのビールについて、その特徴や他の黒ビールとの違いなどを紹介し、最後に人気おすすめ銘柄８選を紹介しました。
黒ビールの中でも比較的飲みやすいのがシュバルツです。
ぜひ、この機会に一度飲んでみてくださいね。

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