【初心者必見!】ラベルに教われ!自分に合った日本酒の選び方

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「日本酒を飲みたいけど、自分好みの日本酒がどれか分からない!」という初心者必見です。
この記事では、ラベルから見分けることができる、自分の好みの日本酒の選び方を紹介します!

ラベルで注目するポイント4つ

日本酒のラベルには様々な情報が載っていますが、初心者の方が日本酒を選ぶときに注目すべき点は以下の4つになります。

・使われているお米
・精米歩合
・日本酒度
・酸度

実はこれらは法律上、記載する必要のない情報なのですが、ほとんどの商品ラベルに記載されています。
何故ならそれだけ日本酒の味にかかわる大事な要素だからです。

使われているお米の見方

稲穂
まず何より先に見るべきは原料に使われているお米です。
実際に日本酒に使用されているお米の種類は100種類以上あると言われています。
初心者の方はまずこれから紹介する代表的な5種類だけを覚えましょう。

山田錦(やまだにしき)

日本酒造りの原料では最もポピュラーな品種。
「酒米の王様」と言われるくらい酒造りに適したお米で、鑑評会などで受賞した数々の名酒たちもこの山田錦が使われていることが多い。
香り高く、柔らかいながらスッキリとした日本酒になります。

五百万石(ごひゃくまんごく)

山田錦と並ぶ代表的な品種。特に新潟の日本酒に使われていることが多いです。
淡麗でスッキリとした後味の日本酒に仕上がります。

雄町(おまち)

山田錦や五百万石の親にあたる品種です。
お米の旨み、甘みをしっかりと感じられる日本酒になります。

美山錦

長野県が主な生産地。寒さに強く山間部などでよく栽培されています。
淡麗かつ軽快な味の日本酒になります。

八反錦

広島県を代表する品種で、粒が大きく精米しやすいお米です。
香り高い淡麗な日本酒になります。

精米歩合の見方


次に見るのは精米歩合です。
この精米歩合の%数字は、お米を磨いて「残っている粒の割合」を示しています。
日本酒を造るときは、米粒の中心ほど香り高く雑味のない味になります。
つまりこの精米歩合の数値が低ければ低いほど、お米をよく磨いたスッキリとした味わいの日本酒になるというわけです。
「よし、じゃあより精米された大吟醸がいいのか!」と言うとそうでもありません。
確かに精米歩合の低いお酒はスッキリとして華やかな香りになりますが、まるで炊き立てのご飯のような芳醇な香りがするのは精米歩合の高い方です。
こればっかりは個人の好みによってどれが美味しいのか変わってくるので、いくつか試してみて、自分に合った精米歩合のお酒を探してみましょう。

日本酒度


日本酒度も大事な情報です。
日本酒度とはざっくり言うと「その日本酒が甘口か辛口か」という一つの目安になります。
+6.0以上:大辛口
+3.5~+5.9:辛口
+1.5~+3.4:やや辛口
-1.4~+1.4:普通
-1.5~-3.4:やや甘口
-3.5~-5.9:甘口
-6.0以上大:甘口
プラスは辛口、マイナスは甘口。それぞれの数値が大きいほど、より辛口、甘口になっていきます。
大まかな辛さの度合いは上の表を参考にしてみてください。

酸度

日本酒の甘さ辛さは日本酒度だけでは決まりません。
日本酒度と一緒に酸度という数値も見てみましょう。
日本酒の大まかな味わいは日本酒度と酸度の組み合わせでわかります。
日本酒は酸の量が多いと味が引き締まりより芳醇な味わいに、逆に低ければ淡麗な味になります。
同じ日本酒度であれば、酸度が高いほど辛く、酸度が低いほど甘く感じるようになります。
この日本酒度と酸度を総合して見ることで、自分にあった日本酒が探しやすくなります。

まとめ

日本酒の味は造り方によって様々です。
銘柄によっても本当に多くの個性があるので、結局のところ個人の好みに合うかどうかはこの記事に書いてあることだけを覚えれば100%分かる!とはなりませんが、少なくとも数多ある中からどの日本酒を選ぶべきかある程度の指標にはなります。
日本酒初心者で、どの一本を選んでいいか分からない。そんな時のためにこの記事を役立ててみてください。

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