「ドンペリ」というお酒を聞いたことがありますか?
クラブなどで取り扱われている、いわゆる「高級酒」です。
ですが、実はドンペリは皆さんが思っている以上に、身近な飲み物でもあります。
そこで、この記事では、ドンペリについて、その正体や味わい、人気おすすめ銘柄などを解説します。
ドンペリとは?
まずは、ドンペリについて、その正体に迫っていきます。
ドンペリ初心者の方は必見です。
モエ・エ・シャンドン社のワインの一つ
みなさんは、ドンペリといったら、どんなイメージをもちますか?
大抵、ゴージャスで、華やかなイメージを持つのではないでしょうか?
実際に、お酒の中でも最高級なものであり、世界のさまざまなお祝いのシーンで飲まれています。
日本では、クラブ活動のイメージが大きいですね。
さて、よく耳にする「ドンペリ」ですが、なんのお酒?と思っている方も多いでしょう。
ドンペリとは、モエ・エ・シャンドン社が造るワインの銘柄名で、最高級シャンパンの一つです。
意外と、その正体がシャンパンだと知らなかったという方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、この機会に覚えておいてくださいね。
正式名称は”ドンペリ”ではない!
よく「ドンペリ」と言いますが、実は正式名称は違います。
正式名称は「ドン・ペリニヨン」というのです。
これはとある修道士の名前であり、意外ですが、もともとは修道士がシャンパンを作っていたことの名残りです。
お酒に関するちょっとした豆知識なので、覚えておいて損はありませんよ。
モエ・エ・シャンドン社ってどんなとこ?
モエ・エ・シャンドン社は、1743年に、クロード・モエによって創立されました。
モエ・エ・シャンドン社は270年以上もの間、シャンパーニュ地方で確固たる地位を築いており、世界中のセレブにも愛好家がいるほどです。
さまざまなシーンごとにピッタリと合わせられる、そんな豊富なラインナップが強みであり、消費者のどんなニーズにも合わせられるように工夫されたワインを造っているのが、モエ・エ・シャンドン社なのです。
ドンペリはなぜ高いのか?
品質はやはり最高
ドンペリの品質は、やはり非常に高く、ブドウの出来が悪い年はシャンパンを造らないほどに、品質管理を徹底しています。
シャンパンには、その年の良いブドウしか使わない「ヴィンテージ・シャンパン」と、さまざまなブドウを混ぜて作る「ノンヴィンテージ」という2種類があります。
「ノンヴィンテージ」は、複数のブドウを混ぜるので、毎年ある程度は同じ味のシャンパンを作ることができます。
一方で、「ヴィンテージ・シャンパン」は混ぜません。
その年に収穫できた状態の良いもののみを使うのです。
そのため値段も張りますが、その年のブドウが存分に生きた、美味しいシャンパンを造ることができます。
ドンペリは、この「ヴィンテージ・シャンパン」に属しており、それゆえに高い値段になってしまうのです。
ドンペリは実は高くない!?
先ほど述べたことと矛盾しますが、実はドンペリはみなさんが思っている以上に高級なお酒というわけではありません。
クラブなどのお店でドンペリを頼むと、値段は2~3倍、もしくはそれ以上に膨れ上がります。
実際に、「○十万円」という価格で販売しているお店もたくさんあるので、高級酒という印象がついてしまっているだけなのです。
ドンペリのランクと実際の値段
「ドンペリ 白」は、どんな料理にも合うオールマイティーなシャンパンですが、実際の販売価格は一番安く、13,000円程度で購入することが出来ます。
意外と身近なお酒であることが分かりますよね。
ですが、やはり全てのドンペリがそんなに安い価格で購入することができるわけではありません。
ドンペリには、熟成年数などを考慮しランク別けがされており、「ドンペリ 白」の後に、「ドンペリニヨン ロゼ」で、20,000円、「ドンペリ 黒」でも40,000円ほどと続いていきます。
最高ランクのものになると、100万円をカンタンに超えます。
「ドンペリ・プラチナ」は製造した年で変わりますが、「ドンペリの神」と呼ばれるほどで、希少価値が高く、販売しているところを見ること自体も貴重です。
ドンペリは美味しいの?
ドンペリといっても、先ほど紹介したように、種類は様々です。
「ドンペリ 白」や「ドンペリ ロゼ」、「ドンペリ ゴールド」、「ドンペリ 黒」と呼ばれるものなど多くあります。
それにより味わいが変わっていきますが、どれも高い品質であることから美味しいのは間違いありません。
強いていうと、比較的、辛口な味わいであることが共通点として挙げられます。
晩餐会などのような厳かなシーンから、ちょっとしたパーティなど、どのようなシーンにも合うように造られており、どんな料理とも相性がぴったりです。
また、どのドンペリも最低8年以上は熟成してあるものなので、奥深く、優しいまろやかな風味を持っています。
ドンペリの種類と人気おすすめ7選
ここからは、ドンペリの中でも特におすすめな人気おすすめ銘柄を7つ紹介します。
一度は飲んでみたいと思っている方は必見です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ドンペリニヨン ヴィンテージ(ドンペリ白)
最もお手軽なドンペリ
一番ポピュラーなドンペリです。
酒屋さんや、Amazonでも購入することができます。
約1万3千円とドンペリのなかではリーズナブルですが、品質の高さは折り紙付きです。
味は辛口でサッパリしているので、お魚料理、特に和食の時に飲むことがおすすめです。
ドンペリニヨン ロゼ ヴィンテージ(ドンペリピンク)
可愛いピンク色をしたロゼのシャンパン
カワイイピンク色をした、女性に大人気のロゼのドンペリです。
Amazonで約3万円ほどで購入することができます。
部屋に飾ってインテリアなどにもでき、いわゆるインスタ映えします。
飲んだ後でも楽しむことができる一本です。
ドンペリニヨン レゼルヴ・ドゥ・ラ・ベイ(ドンペリゴールド)
稀少性の高いドンペリゴールド
ドンペリを20年間熟成させたものです。
楽天で、10万円ほどで購入することができます。
稀少性も高く、一生に一度のとてもいい思い出になること間違いなしです。
ドンぺリニヨン エノテーク(ドンペリ黒)
15年もの熟成をさせたドンペリ
ボトルもラベルも真っ黒で、「ドンペリ黒」とも呼ばれている一本です。
ドンペリ白は8年の熟成を行いますが、こちらは15年の熟成をさせます。
その分値段も高くなりますが、よりまろやかで落ち着いた風味になります。
ドンペリニヨン ルミナス
ラベルが光る!特別なドンペリ
ルミナスの最大の特徴は、ラベルが光るという点です。
ボトルの下に、ボタンがあり、それを押すことでラベルが光ります。
白とロゼの2種類があり、Amazonで2~4万円で購入することができ、パーティーなどにもってこいな一本です。
ドンペリニヨン P2
落ちついた佇まいの重みのあるドンペリ
ボトルもラベルも箱までも黒いです。
ドンペリ黒と近い雰囲気を持っていますが、さらに高級感がある佇まいです。
4万円前後でAmazonで購入することができ、16年の熟成期間を経ているので、重みのある味わいを楽しむことができます。
見た目同様、重厚感のある中身をしています。
ドンペリニヨン P3
非常に稀少な、レアなドンペリ
熟成期間が25年以上を経ており、流通量が少なく、稀少性が非常に高いドンペリ。
見れたらラッキー!そんなドンペリです。
約40万円台で購入することができますが、なかなかお目にかかれません。
世界中の愛好家を魅了しているドンペリです。
まとめ
この記事では、ドンペリについて、その正体や味わい、人気おすすめ銘柄などを開設しました。
やはり値段は普通のシャンパンと比べると高いですが、その品質の高さは間違いありません。
ぜひ、この機会に一度飲んでみてくださいね。