カクテルに絶対欠かせない”リキュール”の種類と人気おすすめ12選

クレームドカシス

カクテルを楽しむ以上絶対に欠かせない存在、それが”リキュール”です。

リキュールといっても実にたくさんの種類があります。
カクテルに香りやアクセントを加えるだけでなく、リキュールを単にジュースなどと割るだけでカクテルになったり、種類が多いだけあってその用途やレシピも様々。

この記事では、カクテルに使用される代表的なリキュールの種類について、それぞれの特徴や違いなど紹介していきます。

そもそもリキュールってどんなお酒?

カクテルには絶対に欠かせないリキュールですが、そもそもリキュールってどんなお酒なのか知らない方が多いです。
リキュールの定義については国によって違いがあったり、様々な製法で作られたりと、詳しく解説するとそれだけで長くなってしまうのでざっくりとした説明をします。

リキュールとは混成酒の一種です。
蒸留酒などにハーブや果実などの香味や、シロップや砂糖などの甘味、着色料などを添加したお酒で、主にそのまま味を楽しんだり、カクテルの材料やお菓子の風味付けなど、嗜好目的で作られます。

リキュール(Liqueur)の語源は「溶けこませる/液体」という意味のラテン語、リケファケレ(Liquefacere)や、リクオル(Liquor)が現在のスペルに変わったものとされています。
もともとリキュールは嗜好品としてではなく薬として飲まれていて、現在のリキュールの原型が作られたのは11世紀から13世紀。当時の錬金術師たちによって「エリクシル(薬液)」として開発が始まりました。
リキュールの起源や歴史に関しては諸説あり、カルト的なエピソードが多く歴史などに興味のある方は一度調べてみると面白いですよ。

カクテルに使用されるリキュールは大きく分けて4つ

今ではリキュールの種類は数えきれないほどあります。
カクテルに使用されるリキュールだけでもその数やレシピは未知数。すべての種類のリキュールを覚えるのはなかなか大変です。
しかし、安心してください。
カクテルに使用される代表的なリキュールは大まかに分けて4種類(フルーツ系、ハーブ系、ナッツ系、その他)。
最初はその4種類のリキュールそれぞれについて代表的なリキュールと特徴を覚えるだけでもカクテルについての知識や楽しみはかなり広がります。

フルーツ系のリキュールの特徴

フルーツ
フルーツや果物の果汁、果肉や果皮などを原料としたリキュールで、カクテルの材料として圧倒的な人気を誇ります。
フルーツ系のリキュールは主に嗜好目的としての要素が強くカクテルの材料以外にも、お菓子の風味づけに使われたり、そのままストレートで味わったり様々な方法で楽しめます。

代表的なフルーツ系リキュール

カシス

カシスオレンジやカシスソーダなど、誰もが一度は聞いたことのあるカシスは、黒スグリを原料としたリキュールです。
あまり癖がなく甘みが強いのでお酒が苦手な方や女性などに親しみやすく、全リキュールの中でも最も普及しているリキュールです。

キュラソー

スピリッツ(蒸留酒)やブランデーをベースにオレンジの果皮を使用したリキュールがキュラソーです。
銘柄の多いリキュールでもあり、よく知れたところだと、コアントローやグラン・マルニエなどが有名です。

ライチリキュール

パライソやディタなどが有名なライチリキュールは甘みが強く女性から特に人気の高いリキュールです。
カクテルのほかにはお菓子の風味づけによく使用されているリキュールでもあります。

ハーブ・薬草系のリキュールの特徴

ハーブ
薬草やスパイスなどを原料としたリキュールで、もともと薬酒として開発されたリキュールの起源に最も近い種類です。
独特の香りや苦みが特徴で好き嫌いが分かれやすいハーブリキュールですが一度はまってしまうと癖になってなかなか抜け出せない魅力を持っています。
ビターなカクテルや、味付けのアクセントとして利用されることの多いリキュールです。

代表的なハーブ系リキュール

カンパリ

ハーブ系リキュールの中でも特に有名なのがカンパリです。
特有の苦みが特徴で、柑橘類と相性がよく、カンパリオレンジなどはビター系カクテルとして根強い人気があります。

イエーガーマイスター

イエーガーマイスターはドイツのリキュールの銘柄。
56種類のハーブを原料に使用していて深い赤色をしたハーブ系の代表的なリキュールです。
世界ではストレートで飲むのが一般的ですが、カクテルの材料としても人気があります。

アブサン

ニガヨモギを主な原料とした薬草系リキュールです。
アルコール度数が大変高く、実に40~70%。
アブサンの持つ独特な香りからカクテルとしてアルコールを調整して飲まれることが多いです。

ナッツ系のリキュールの特徴

ナッツ
コーヒーやカカオなどのナッツ系リキュールは深い風味で甘い味付けのものが多く、カクテルとしては果実系リキュールの次に人気なリキュールです。
濃厚な甘さで、癖がないのでフルーツ系リキュール同様、お酒が苦手な方にも大変人気です。

代表的なナッツ系リキュール

コーヒーリキュール

コーヒーと言えば、なじみのない方には一見苦そうなイメージのあるリキュールですが、カルーアなどに代表されるように、多く糖分を含んだ甘いリキュールが多いのが特徴。
同時にバニラなどを使っているためまるでスイーツを頂いているかのようなリキュールです。

アマレット

アマレットはあんずの核を利用したリキュールで、アーモンドに近い風味が特徴です。
強い甘さでミルクなどと相性がよく、まろやかでお酒の苦手な方にも非常に飲みやすいリキュールです。

ココナッツリキュール

ココナッツリキュールは、独特の控えめな甘さで口当たり良いのが特徴のリキュールです。
「世界中のどのバーに行っても置いてあるリキュール」と言われるほど普及していて、お菓子やコーヒーの風味づけなどにも利用されます。

その他のリキュールの特徴

その他
上記3種以外のリキュールでは近年、技術が発達して作られるようになった比較的新しい種類のリキュールが分類されます。
主な原料はヨーグルト、クリーム、卵など、タンパク質や脂肪分を多く含んだ原料のリキュールが主流です。

代表的なその他のリキュール

ヨーグルトリキュール

近年人気を博しているヨーグルトリキュールは甘みと酸味のバランスが魅力。
アルコール度数が低いのも特徴で、女性やお酒が苦手な方を中心に人気を集めているリキュールです。

クリームリキュール

クリームリキュールはフレッシュミルクやチョコレートなどを原料とした甘さの強いものが多いリキュールです。
スイーツ感が強く女性に特に人気のリキュールです。

エッグリキュール

エッグリキュールとはその名の通り、卵を原料としたリキュール。
まろやかで、ほんのりやさしい甘さで、風邪を引いたときに飲む卵酒のような味わい。
カクテルにしても様々な組み合わせでおいしく頂けるほか、ホットカクテルのホットエッグノックなどにしても一息つける癒し系のリキュールです。

カクテルにおすすめの人気リキュール12選

ここで、実際に人気おすすめリキュールを種類別に3つずつ、計12個紹介します。

フルーツ系リキュールのおすすめ

ルジェ クレーム・ド・カシス

【商品紹介】
全リキュールの中でも誰もが知る一番人気のリキュールと言えば”クレーム・ド・カシス”です。
カシスオレンジをはじめ、カシスをベースとしたカクテルは男性女性、はたまた年齢層を問わず、あらゆる人々に親しまれています。
ちなみに、「クレーム・ド」というのは特に甘さの強いリキュールのことを指します。
なので甘すぎないカシスリキュールが飲みたい方は「クレーム・ド」とついていないカシスリキュールを選びましょう。

コアントロー

【商品紹介】
”ホワイトキュラソー”で有名なコアントローはオレンジの豊かな香りとまろやかな甘みが特徴のオレンジリキュールです。
どんなカクテルにしても美味しくいただけます。
コアントローを使ったカクテルでいうと、サイドカーや、ホワイトレディ、マルガリータなどが有名です。
氷などで冷やすと無色透明から白く濁った色へ変わりますが、これは良質なオレンジが使われている証拠であり、コアントローがホワイトキュラソーと呼ばれる所以でもあります。

ルジェ クレーム・ド・ペシェ

【商品紹介】
ペシェはピーチリキュール。
クレーム・ド・ペシェは特に甘みが強く、万人受けするタイプのリキュールです。
ジューシーなカクテルならオレンジジュースと割ってファジーネーブル、爽やかにピーチの香りを楽しむならソーダで割ってピーチフィズなどにするのがおすすめ。

ハーブ・薬草系リキュールのおすすめ

カンパリ


【商品紹介】
ハーブ系でもっとも有名なリキュールといえばカンパリです。
カンパリオレンジや、カンパリソーダなどは居酒屋でも提供しているところが多く、日本でも比較的なじみのあるハーブリキュールです。
独特の苦みに好き嫌いが分かれるものの、一度ハマると癖になって抜けられなくなってしまう人も。

柑橘系のフルーツジュースとは相性がよく、好みに合わせて苦みを調整して飲むのがおすすめ。

ドーバー 桜リキュール

【商品紹介】
近年バーではなく家庭でカクテルを楽しむ方にも人気が上がってきているのが桜リキュールです。
お菓子の香りづけに使われることも多く、癖がなく、優雅な桜の香り特徴の桜リキュールは日本人の舌に馴染みやすいです。
ソーダ割りなどで香りを存分に楽しむのがおすすめ。

ペパーミントジェット27

【商品紹介】
ペパーミントジェットは世界で最も有名なミントリキュールです。
商品名の27というのは、もともとアルコール度数が27度で造られていたことに由来しますが、現在は21度で商品化されています。
カクテルとしてのおすすめの飲み方はビールと割って飲むミントビアです。
ビールののど越しとミントの清涼感がなんとも絶妙な、仕事終わりの一杯に最高のカクテルです。
チョコミントなどのミント系のスイーツが好きな方にはグラスホッパーがおすすめ。
カカオリキュールと生クリームと1:1:1の割合で強めにシェーク。
お洒落な色合いとスイーツのような滑らかな甘さがミント党にはたまらないカクテルです。

ナッツ系リキュールのおすすめ

カルーア

【商品紹介】
甘くて飲みやすいコーヒーリキュールと言えばカルーア。
ミルクで割ったカルーアミルクなどは女性やお酒が苦手な方を中心に大変人気で多くの居酒屋などでも楽しめるカクテルです。
ミルク以外のおすすめの楽しみ方はソーダで割るカルーアソーダや、ウォッカと割るブラックルシアンで、アイスクリームなどと合わせていただくのがおすすめです。

マリブ

【商品紹介】
マリブは定番のココナッツリキュールです。
何で割っても美味しく感じられるように開発されたマリブは、癖がなく軽い口当たりと甘さで、実際どんなものと合わせても美味しくいただけるのが特徴。
おすすめの飲み方はコーラで割るだけのマリブコーラや、パイナップルジュース、オレンジジュース、ソーダといったジュースで割るココナッツボウルです。

ディサローノ

【商品紹介】
アーモンドの風味に近いアマレットリキュールはあんずの核(ビターアーモンド)を利用したリキュールです。
杏仁豆腐のような魅惑的な甘い香りが特徴で、お菓子にも利用されます。
カクテルとしてのおすすめの飲み方は、ジンジャーエールで割るアマレットジンジャー、ウイスキーと割るゴッドファーザー、ウイスキーをウォッカに変えてゴッドマザー、ウーロン茶で割るイタリアンアイスティーなど。
甘くて飲みやすいリキュールですが、比較的アルコール度数が高いので飲みすぎには注意。

その他のリキュールのおすすめ

ヨーグリート

【商品紹介】
ヨーグリートは近年女性を中心に人気急増中のヨーグルトリキュールです。
飲み方は、オレンジジュースやパインジュースと合わせてトロピカルに決めても良いですし、ミルクと合わせると酸味とまろやかさのバランスが絶妙でおすすめです。
カクテルとしてはマリブ、トニックウォーターと合わせてマリブスノーや、ココナッツリキュール、ソーダと合わせてココラッシーなどが人気です。

ベイリーズ

【商品紹介】
正式名称は「ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム」
原産国のアイルランドは酪農が盛んで、ウイスキーにクリームを入れて飲む習慣があったことからそれを商品化したのが始まり。
アイリッシュウイスキーにクリームや、カカオ、バニラなどのフレーバーを加えたリキュールで、アルコール度数17度と、割と飲みやすいのが特徴。
カクテルとしてはミルクと合わせたベイリーズオレ、ウォッカなどと一緒にシェークしたルシアンクエイルードなどがおすすめ。

アドヴォカート

【商品紹介】
卵を使ったエッグリキュールです。
やさしい甘さとまろやかさが特徴で、口にするだけでほっとするような癒し系のリキュールです。
カクテルとしてのおすすめは、チェリーブランデーと合わせたバタフライや、ホットミルクと混ぜてティースプーンでブランデーをフロートしたホットエッグノックなど。

まとめ

ここに紹介したのは数あるリキュールのなかでもほんの一部。
カクテルには定番のリキュールや、最近の流行などを考慮して紹介しました。
リキュールを置いていないバーが無いように、リキュールはそれだけカクテルにおいて重要な役割を果たしています。
カクテルに使用されるリキュールの種類を覚えると、自分好みのカクテルの傾向がわかるようになったり、カクテルに対する知識がより深まり、ただ飲む以外の楽しみ方の幅も広がりますよ。

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