お酒で睡眠の質を上げ「黄金の90分」を手にできるのか?

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忙しい現代人にとって深刻な問題の一つに「睡眠の質の低下」があります。

お酒好きな方の中には「お酒は睡眠に悪い」など聞いたことがある方も多いはず。
でも、お酒は飲み方ひとつで睡眠の質を上げてくれます。

この記事はお酒と睡眠の関係や、質のいい睡眠を得るためのお酒の飲み方などを解説していきます。

なぜお酒を飲むと眠くなるのか


“寝酒”って言葉を聞いたことありますか?
眠りやすくするために寝る前に飲むお酒のことです。
そもそもなんでお酒を飲むと眠くなるかというと大きく分けて二つの理由があると言われいています。

一つ目はお酒を飲むと一時的に体温が上がり、その後体温が下がります。
その体温の変動が入眠する時の体温変動と似ているため、身体が眠ろうとするのです。

二つ目は飲酒には中枢神経を抑制して、眠りを促す作用があるためです。
もちろん適量に限りということになりますが、お酒を飲むことで強いリラックス効果がもたらせられるということですね。

お酒で睡眠の質は上がる!

お酒は適量であれば睡眠の質を高め、リラックス効果も期待できます。
そのため寝る前にお酒を飲むことにより、”黄金の90分”を深い眠りにして睡眠の質を上げることができます。

黄金の90分とは?

黄金の90分とは「寝始めてからの90分間」のことです。

スタンフォード大学で睡眠学を研究する日本人の権威によって、この「黄金の90分」という言葉が注目されるようになりました。
人はレム睡眠とノンレム睡眠を行ったり来たりしながら、睡眠をしています。
一番最初の90分間は必ず深いノンレム睡眠なのです。これが黄金の90分間ということになります。
この最初のノンレム睡眠を深くすればするほど、睡眠のリズムが整い、眠り全体の質が高まるのです。

忙しくて長時間の睡眠が確保できない人や、毎日が不規則な睡眠時間になる人は特に、
この黄金の90分間で深い眠りにつくように心がけるべきということになります。
そのためにスムーズな眠りへの導入の役割として少量の飲酒も推奨されているんです!
この90分間は成長ホルモンが1番多く分泌され、自律神経と脳のコンディションも整えてくれる最高の時間です。そしてその後の睡眠リズムも整います。
黄金の90分を質の良い深い睡眠にすることで、睡眠全体の質も上がるのです。

お酒はギャバという脳内物質に影響を与える!

ギャバは睡眠時に活動する神経伝達物質です。
お酒はそのギャバに影響を与え、睡眠導入効果や睡眠維持効果が期待できます。

「Jカーブ」という考え方

この言葉を聞いたことがある人は少ないかもしれません。
お酒は絶対に害悪であると思っている人は是非、このJカーブを知ってください。

実は、毎日”適量を飲酒する人”は、全く飲まない人や時々飲む人に比べて、
心筋梗塞などの冠動脈疾患による死亡率が低い傾向にあるというイギリス学者による研究発表があるのです。
もちろん適量を超えて飲酒をする人は全く飲まない人よりも極端に死亡リスクが上がっていますので、
適量を飲酒することがいいということを分かってくださいね!

酒は百薬の長なんです。

リラックス効果が期待


では何故、全く飲酒しない人よりも死亡率が低いのかというと、
お酒を飲むことでリラックス効果を得られるからなのです。
気分が高揚し、理性という緊張状態から解放されることによって、ストレス発散に繋がることが病気予防に一役買ってくれます。
またアルコールの作用だけでなく、お酒の香りにはアロマ効果があり、嗅覚の面でもリラックス効果を促してくれているのです!

睡眠の質を高めるお酒の飲み方

寝る1時間半前に飲む!

寝る1時間半前に飲酒をする場合、日本酒換算で1合程度、ビールなら中びん1本程度であれば寝つきが良くなり、翌日のコンディションも妨げられません。

2~3合飲む場合は、アルコールが分解されるのに通常3時間かかるため寝る2~3時間前までに飲酒をすませると良いでしょう。
また1口程度であれば寝る直前に飲むのも睡眠の質を高めます。

寝る前に飲酒量が多くなるデメリットはある?


お酒を飲むことで眠りをもたらすメリットについてお話ししてきましたが、果たしていいことばっかりなのか?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、お酒を飲むことが眠りにつくためのデメリットとなり得る点について、解説していきます。
物事には良い面があれば必ずリスクも伴います。何事も適量が大切です。
眠りにいいからといって、度を超した飲酒をすればかえって悪影響に繋がるので、それをきちんと学んでいきましょう!

アルコール依存の恐れ

アルコール依存症になるかならないかはお酒の強さは関係ないと言われています。
大量飲酒、未成年からの飲酒をしていることに起因すると言われていますが、
ストレス解消の手段としていた人が徐々にお酒を飲むことが目的となることで、アルコール依存症となってしまうことがあるのです。

またストレス過多の人や、内気な人や、短気な人、心配性な人、敏感な人がアルコール依存になりやすいという見解もあります。
お酒がないと眠れないという状態にならず、あくまで入眠するための一つの手段という程度に留めるようにしましょう。

眠りが浅くなることも

お酒を飲むとかえって眠りが浅くなるとも言われています。
深酒をすることによって、レム睡眠とノンレム睡眠の本来の周期が保つことができなくなり、
前半にノンレム睡眠が固まってしまい後半にレム睡眠が続き眠りが浅くなってしまうのです。
いわば気絶しているような状態に近くなってしまうのです。
また、大量に飲むことによって、身体が興奮状態に陥り、目が冴えてしまうということもあります。
深く眠るためのお酒で眠りの質を下げるのは本末転倒になってしまいますよね。
深酒はせず、軽く体温を上げる程度の少量を飲むように心がけてください。

太る可能性も

アルコールは身体が吸収することができない異物として検知されるため、消化などの本来臓器が行おうとしていた作業を中断し、
最優先で分解を行うようになっています。
そのため、本来就寝前に消化する予定だった食事が分解されずに食事のエネルギーが余ってしまい、脂肪へと変貌してしまうのです。
これが寝酒が太る原因となります。
さらにお酒は通常の飲み物よりもカロリーを多く含んでいますので、そもそも太りやすい飲み物と言えるでしょう。
  

適量を超えてしまうと逆効果なので注意!

お酒を飲みすぎてしまうと、呼吸抑制の作用で睡眠の質が下がります。
またアルコールには利尿効果があるため、夜中に目が覚めて睡眠が妨げられてしまう可能性があります。
お酒を飲む際は飲みすぎないように気をつけましょう!

多量ではなく、少量飲むことを意識しよう

寝る前のお酒のメリットとリスクを解説してきました。
たくさんのリスクがあるように感じる方もいらっしゃったかもしれませんが、一番大切なのは飲み過ぎないことです。

Jカーブや黄金の90分間の通り、少量であればより睡眠の質を高めてくれるのがお酒の力です。
あくまでより良い睡眠の手助けとして、睡眠前の飲酒はいつもより半分程度の量に抑えるなど、
身体に負担がかからないように嗜んでみてください。
何事も度を過ぎるのはよくありません!
適量が一番ということを念頭に置いて、日頃のストレスから解放されたお酒時間を過ごして、よく眠ってくださいね。

まとめ

お酒は睡眠の質を上げることも出来ますが、逆に質を下げてしまうこともあります。
睡眠の質を上げたい方は少量のお酒を寝る前に飲み、寝始めてからの90分間を質の良い睡眠にするとよいでしょう!
最後まで見てくださりありがとうございました!

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